2001-10-13 脳神経外科と散歩と「カーマイン・レッド」 [長年日記]

[雑記]

午前中は予定通りに脳神経外科へ行ってきた。症状として頭部の感覚麻痺を訴えたところ、頭痛・目眩・肩凝りの有無も同時に尋ねられて困惑。会社や家でPCを使っていればそれらは日常生活に支障のない範囲で普通に起きる、と答えたが通じず、メンドくさいので無い事にしたが良かったのかどうか。

結局、筋緊張による軽微の頭痛(痛みではなく知覚異常として感じる)・又は末端神経障害である可能性大、と診断された。ビタミンB12であるメチコバール錠が処方された他、PC使用中は定期的に頭部をマッサージするようにとの指示。でも念の為にMRI検査も受けてねとの事で、これが23日の予定である。「念の為」の為に半休だけど、まあいっか。

午後は、そういう気分だったので数時間かけて散歩。極度の方向音痴故、大きい道路沿いにしか歩けないのが難なものの、250円のラーメン屋を見つけたり大きな古本屋を見つけたり、期待以上の収穫だった。

[読書]カーマイン・レッド−セトの神民−(前編)(霜島ケイ/角川ビーンズ文庫)

辺境の星タピス。情報屋兼詐欺師その他のジャスパーは、
セト神の色とされる「赤」を髪と瞳に宿した少年を道先案内人に、
伝説のユートピアにして「冥界」アム・ドゥアトを目指す……。

霜島ケイは「赤い瞳のシェスタ」シリーズと「聖女さま、参る!」かしか読んだ事がないが、キャラはベタなもののありきたりではない主張を持ったファンタジーを書く作家という認識を個人的に持っている。この作品は前編である為か、キャラや物語等はやはりベタな感じであるが、今までの経験から後半がとても期待できる筈といったところ。