★ [雑記]

遅れ馳せながら、ｎｉｍｄａ被害が勤め先にも到来。サーバの１つが感染し、サーバ上の全てのファイルをウィルススキャン＆駆除するのに１時間以上もかかったらしい。つーか、このウィルスに関する騒動は昨日の時点で既に発生していたにもかかわらず、実際に被害が起きるまで勤め先内では何の呼びかけもなかった訳で、管理が甘いというか起こるべくして起きたというか、まあそんな感じである。

昼過ぎになって、ようやくイントラに緊急情報が掲示された。全員ＩＥのバージョンアップ（※正しくはバージンアップと記載されていた※）を行えとの事。私はＮＮ６とＢｅｃｋｙ！しか使ってない上に、ＨＤ容量が足りなくなってＩＥを中途半端に削除したりしているのだが、そういった事情は関係ないらしい。遅い指示の癖に何だか偉そうで気に入らないものの、逆らえる程には知識もなければ立場もなく、とりあえずは従わなければならなかった。

インストールするよう指示されたのはＩＥ５．０１ＳＰ２か５．５ＳＰ２、しかし素直に言い付けを守る気皆無の私は、どうせなら６．０を入れてやろうと思い立った。が、これがめちゃめちゃ難航した。

ＩＥ４．ＸＸをインストールしろとのエラーメッセージ（※中途半端にアンインストールしていたのが祟ったらしい※）が出たのでＩＥ４．０１ＳＰ２だったかをインストール→
今度はＮＴ４．０ＳＰ２をインストールしろとのエラーメッセージが出たので、ＩｎｔｅｌだとかＣｏｍｐａｑだとかのバージョンの意味が理解不能ながらも何とかインストール→
ようやくＩＥ６．０をインストールして終了

この一連の作業に非常に時間を割かれ、おかげで今日はほとんど仕事をしなかった。私は悪くない。

★ [読書]−パラディスの秘録−堕ちたる者の書（タニス・リー／角川ホラー文庫）

今日は３篇中１篇を読み終わった。

「紅に染められ」

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通りすがりの見知らぬ男からルビーのスカラベの指輪を託された日から、黒一色を纏った闇の姫への思慕に取りつかれる赤い髪の詩人の物語。

吸血鬼、男から女・女から男への変身、黒と白と赤の色彩が織り成す環、そういった断片的な印象が何となくとらえられはするものの、私にとってはあまりに抽象的過ぎる物語の為に、出来事を正確に理解したりその本質を探ったりはできなかった。耽美は理解者を選ぶものらしい。