2001-09-11 テロ [長年日記]

[雑記]

今回上陸した台風も前回と同様、電車を止めて勤め先に行けなくしてくれるというような素晴らしいサービス精神は持ち合わせてないらしく、普段通りに会社に行く事となりつまらなかった。土砂降りの雨と荒れ狂う風の中を傘を破壊されつつ出歩かずに済んだだけ、まだマシかも知れないけど。

最近会社帰りにゲーセンに寄ってはロジックプロで遊ぶのだけど、コンディションが悪く不本意な形でゲームオーバーになり、ムキになって連コインしては貧乏に拍車をかけてばかり。このままではよろしくないと反省し、アーケードゲームの代わりに雑誌でイラストロジックを楽しむ事にした。

という訳で、今日は帰りに本屋に寄って手頃なイラストロジック誌を購入、それを喫茶店に持ち込んで何問か解いてみたが、手間と時間ばかりかかってかなり萎え。うっかり塗りつぶし&チェックミス等をしでかした場合には、チェック済のマスを全部消しゴムで消して最初からやり直さなければならず、こういう機会にのみ完璧志向のA型気質を発揮する性質の私は非常に苛々。そもそもゲームの方にハマったきっかけが、「紙の上で解くのと比較して、効率良く綺麗にパズルが解けて気分が良い」というものだったのを思い出したのは今更以外の何物でもなかった。

家に帰ってネットに繋いですぐに入った知人複数からの連絡にて、アメリカでの同時多発テロ事件を知った。最初は映画か何かのワンシーンのような非現実的な映像をただぼんやりと観ていたが、これが紛れもなく現実に起こった事だとわかるにつれてだんだん怖くなった。

怖いので、TVの報道特番をつけたままで寝た。

[読書]−暗黒の塔1−ガンスリンガー(スティーヴン・キング/角川文庫)

砂漠の彼方へと立ち去った黒衣の男の後を追って、放浪の旅を続ける拳銃使い(ガンスリンガー)の物語。

キングにしては珍しい?ファンタジーであり、キング自身が「ライフワーク」と称している作品という事で、非常に期待して購入。面白いかどうかは正直言ってよくわからなかった。出てきた多くの謎がそのまま次巻以降に持ち越されているらしく、最初から最後まで訳がわからないまま読み終わってしまった次第。ファンタジーにありがちな、最後の最後まで本当に訳がわからないままの物語だったらどうしよう? ……とりあえず、近い内に2巻を探して読んでみるしか。