2001-09-05 風は秋色 [長年日記]

[雑記]

魚とヒトデの柄がついた、クレージュのスケルトンピンクのバッグ。毎日持ち替えたりするのがメンドくさいので夏の間はこれをずっと使っていたけれど、さすがに時季的に合わなくなってきたので、今日からは赤いバッグに持ちかえる事にした。

ついでに、夏の間に買った7分袖のブラウスを寒くなる前におろす事にして、足はサンダルからショートブーツに履き替えて、初秋装備?完了。季節の変わり目は精神的にいろいろくるものがあってアレなので、せめて服装の変化なんかで楽しむように心がけないと。

朝からせっせとオーダと入力内容とのチェック。昨日の分以外には何の訂正箇所も訂正依頼もなかったおかげで、入力締め日当日にして処理終了が何とか確認できた。安心して気が抜けてしまい、システム本回しOKの連絡を所定部署にするのを忘れてしまったのがやや間抜け。

飲み&カラオケ。養老の瀧は他のチェーン居酒屋と比べてビールが美味しいように感じるが、もちろん気のせいに違いない。あと、カラオケは確かJOYSOUNDだったんだけどけど、「悲しきノンフィクション」(サムシングエルス)が収録曲に含まれていてちょっぴり感動した。もっとも大勢の人が歌わない限り、すぐにリストから消えるのは必至な訳で、いつまでもつのか不安でもある。

[読書]玩具館−異形コレクション−(井上雅彦監修/光文社文庫)

本屋で平積みの新刊を発見。前巻の入手に苦労した事を考えれば、幾ら貧乏であっても思い切って今買ってしまうのが得策だと判断した。つーか、3桁の額の買い物に逡巡する自分が哀しい。

今日は8篇を読んだ。

「猫座流星群」(皆川博子)
屋根裏の子供部屋で危険な遊戯に耽る子供達。残酷だったり危険だったりする行為に対する憧れ、危険性等をはっきり認識している訳でもなく背徳に酔う訳でもない純粋な気持ちって、子供の頃には誰にでもあるような気がするけどどうだろう?
「弟」(加門七海)
「病弱」である為に生まれてからずっと離れに隔離されて暮らす網元の息子。家族の気の遣い方が足りなかったのがいけない。そういう話じゃないんだけど。
「象牙の愛人(ラ・マン)」(篠田真由美)
老いさらばえた老女の語る若かりし日の思い出。美しくなければ成立しない愛の姿なので、どんなに猟奇的であっても他人事だから安心。