お盆休みさん、さようなら。と言っても、私が休みを取ってた訳じゃないけれど。
今日は電車の混み具合が通常通りに戻っていて、わかっていた事でもとてもがっかり。でも9月を過ぎたら今度は学生達もが戻ってくるに違いなく、ここで萎えている場合ではないのであった。でも萎え。
★ 仕事帰り、再就職手当申請書類を受け取りに本社に寄った。前の日記で「私はお偉いさん達の間では『いない人』同然になっているらしい」と書いたが、それは私が辞めさせられた例の会社から移ってきた、いわば私と面識がある人達の間での話である。もう片方の会社出身の人達は、私なんかの事は全くもって気にしていないらしく(面識もないただの小娘なんだから当然だけど)、今日書類を届けに行ったらその人の席まで行って直接渡すよう指示されて、面識がある人達が残業に勤しんでいるフロア内を堂々と突っ切らされる羽目になり、それはそれでどうかと思った。
今の勤め先から引き上げて本社勤務に戻った人と帰りが一緒になったので、喫茶店によって話し込んでみた。私の今の勤務環境に隠れる裏の面?を聞いて、びっくりした半面、女性ばかりじゃそんな感じかもという諦めも。受け入れられるなら、それがいちばん楽なんだけど。
吸血鬼とも呼ばれ様々な特殊能力を持った「長生種」と、 彼等の脅威に怯えて暮らす人間達「短生種」、 そして一部の者達しかその存在を知らない第3勢力の闘いを描いた、 ゴシックロマン風ライトノベル。
この作品は文庫長編書き下ろしシリーズの方の2巻目で、この他に出ている雑誌連載短編集と合わせ、現時点では関連作品が計3冊刊行されている。3冊目ともなると新鮮味が薄れる分、癖等も鼻につかなくなってくるらしく、またストーリーが若干進展したせいか、この作品全体につきまとう「どこかで読んだ感」は大して感じなくなってきた。どうせ今頃世に出る作品なんて、一部は必ず既存の作品の何らかの焼き直しである訳だし、だったらアレンジも作家の才能の1つと言えなくもないかも、とまで好意的に解釈できる程である。
吸血鬼の体質に関する科学的説明が、それなりのリアリティがあってなかなか面白い。但し私は似非理系人間なので、詳しい人にかかれば荒唐無稽なのかも知れないけれど。