たっぷりとは言わないまでも、それなりの睡眠を取っているにもかかわらず、今日も変に眠くなり眠気をこらえている内には気分が悪くなってくるのであった。これはちょっと尋常じゃないかもと思い、今度は病気を疑ってネットを検索してみた。食事中や会話中にまで眠気が襲う訳ではないから、どうやらナルコレプシーではなさそうなので一安心。その代わりに、前々からさる筋より指摘されているいびき&睡眠中の無呼吸発作が、日中の傾眠に大きく影響している事がわかってやや愕然。覚悟を決めて睡眠外来に行かないといけないかも?
つーか、仕事が暇で仕方ないのが多いに関係してる気もしつつ。
★ 今日の昼食は、マックの新しいメニュー「メキシカンマック」に挑戦。レジ前はリーマン&OLですっかり埋め尽くされていて、マックとは思えない異様な光景であった。その中に混ざって、サルサソースのハンバーガーを買った。味は普通にマックだった。そんなものである。でも同じく新メニューのライチゼリーはなかなか美味しかった。
幼い頃から母親に疎んじられていた記憶を持つ鞠子。 その思いは彼女が成長するにつれて徐々に強くなり、 そしてそれを裏付けるかのように、 母親は一家心中未遂を起こして1人世を去った。 バンドデビューを目論む双葉。 母親は彼女のTV出演を何故か強硬に反対していたが、 彼女はそれを押し切って仲間と共に番組に出て歌った。 北海道と東京、住む街さえ遠く離れたこの2人は……。
東野圭吾は「どちらかが彼女を殺した」等の本格推理が面白いらしいのだけど、あいにく私には謎解きを楽しむ頭がないので、結局ストーリーを重視した作品を好んで読む事になってしまっている。もったいないような気もしつつ。
この作品では鞠子と双葉が交互に自分の過去や現在を語っていく内に、ある衝撃的な事実が浮かび上がる形になっている。オチは早々によめてしまうが、恐らくはストーリーを重視しているだろうから、それはまあ良いとして。せっかくの2人それぞれの1人称なのに、お互いの個性の違いを明確に打ち出していないようなのが個人的には残念。その方がもっと「レモン」の設定がいきるだけに。と言ってもこれは所詮重箱の隅つつきであり、最後の想像膨らむラストも含めて気に入った作品である。