2001-08-13 ひとりだちはまだまだ先の話 [長年日記]

[雑記]

さすがお盆休み、電車の中は見事にガラガラ。しかし座席に座れる程ではなく、むしろ座れるかもという期待を持たされた分微妙に腹立たしかった。

今月の課金投入開始。引継ぎをしてくれている人の他、課金業務に詳しい社員の人まで夏休みに入っているという状況で、そういう時に限ってイレギュラーな処理が発生したり、システムのバグに遭遇したりするのであった。落ち込みまくり。

「冷蔵庫の中の物を勝手に使ってタダ飯を作らせてあげる」という魅力的な申し出を受けて、仕事帰りに友人の家へ遊びに行った。ハムと卵と玉ねぎとピーマンと冷凍コーンを見つけたので、それらを塩胡椒で適当に炒めてみた。出来上がった代物は、不味くはないが決して料理ではない、強いて言えば酒のつまみだった。

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私はある新人アイドルだった。
その日は何かの撮影か番組収録が終わった日で、
スタッフが簡単な打ち上げを企画してくれた。
「私の熱烈なファン」だと紹介されて 私の隣に座った若いスタッフは、明らかに有頂天だった。 自分の仕事も私の事も同じくらい全然理解していない癖に、 この機会にただの熱烈なファンから脱却して 私の良き理解者になる野望を抱いたらしく、 的外れで要らぬ御世話でしかないアドバイスをしきりと投げかけてきた。
「君には●●なんて似合わない。連中は君の本当の魅力を理解してないよ」 「幾ら仕事の為でも▲▲する必要はないね。むしろそんな事はボクが許さない」 「君は今後ボクの事を忘れちゃダメだよ。  君の事を理解してて君の為になるいちばんの男だから。わかったね?」
他の人達の手前、数々の押し付けがましい発言に 我慢していた私であったが、 最後の言葉で限界を越えてしまい、思わず男を怒鳴りつけていた。
「いい加減にしてよ、ウザイなあ! これ以上余計な口きかないで!!」
彼がみるみるしゅんとなると同時に、 他の人達までもが静まり返っている事に私は気付いた。 今までの私達の会話を見聞きしていなかった人達には、 お高くとまった小娘が突然癇癪を起こしただけにしか見えないに違いない。 変な評判が立った挙げ句に仕事が減ったりしたら、 100%こいつのせいだ!と私は憎悪を込めて彼を睨みつけたのであった。

御断りしておくが、私(素光)がアイドルだったのではなく、架空のアイドルの視点からの出来事を夢に見ただけなのであしからず。