勤め先の私のPCは毎週月曜日の昼にウィルスチェックをするらしく、昼休みが終わって戻ってきたら何かが検疫されていた。W32.Sircam.Worm@mm……って何? CodeRedじゃないみたいだからどうでもいいや。
★ 土用の丑の日。仕事後、相手を適当に見繕ってうなぎを食べに行った。と言ってもお金がないのでとんでんだった。
★ TVのニュース番組をぼんやり観ていたところ、「扇党首撲殺」という文字が目に入り激しく驚いた。選挙の責任を追求するにしても撲殺はないだろう、と思いつつ画面を見直したところ、「扇党首続投」の間違いだった。
私はちょっとした不注意で右足の親指を失い、 傷が塞がるまでの間は車椅子での生活を余儀なくされていた。 ある日電車に乗って出かけた私は、 何か導くものを感じて途中駅で下車した。 そこは田舎駅で、 駅前から続く1本の大きな道は人1人歩いておらず、 真っ直ぐ進む内に砂利は荒く・勾配はきつくなり、 私の車椅子は激しく跳ねた。
気が付くと私は採掘場に辿り着いていた。 先に到着していた人達は何時の間にか車椅子を失っていた私を囲んだ。 私達は胸まで瓦礫に埋まり、瓦礫の中を泳ぐようにもがいた。 口の中いっぱいに砂粒が詰まって息苦しくなると、 1人が「傍らのおがくずを集めて絞りそれでうがいをすれば良い」 と教えてくれた。 なるほどおがくずは清浄な水をたっぷり吸収していて、 おかげで私は人心地つく事ができた。
誰かが「君はどうして怪我をしたのか」と私に尋ねた。 それまで自分の体の欠陥を全く気にかけていなかった筈の私は、 それを聞かれた途端に怪我をした自分の不注意が どうしようもなく悔やまれてきて、 大きな声をあげて泣きじゃくった。
「体の一部を失う夢」はいつ見てもイヤ。