昨日勤務先の近くで見つけた珈琲館に、今朝早速行ってみた。他の店とメニューが微妙に異なっていた。多い少ないではなく系統が違う感じで、例えばケーキは他の店より安い物を扱っていた。それはそれで良し。仕事しに行ってるんだか何か食べに行ってるんだか、自分でも微妙になりつつある。
★ 木・金・月、そして今日とぶっ続け?でお昼にカレーを食べる日々。毎日のように目の前で食べられるとそそられるらしく、今日はカレー仲間が急増した。
★ 仕事帰りにジャズを聴きに行ってみた。自宅から徒歩約15分という近場であるが、今日まで店の存在を全く知らなかった。ジャズというか音楽そのものがよくわからないけど、「わからない」のと「価値が見出せない」のは別物である。
黒白長毛猫の正太郎は、 「同居人」の女流ミステリ作家桜川ひとみに強引に連れられ、 山奥の山荘へとやってきた。 そこでは、同じ女流ミステリ作家でひとみの友人鳥越裕奈と、 中堅推理作家の白石との結婚式が行なわれる予定であった。 しかし、突然発生した土砂崩れによって 道路が封鎖され山荘は陸の孤島と化し、 そしてそれを待っていたかのように凄惨な事件まで発生した……。
作家買い。本の裏表紙では「本格ミステリ」と紹介されていたが、どちらかと言うとライトミステリである。やや斜に構えた視点で物事が語られた、正太郎の1人称による地の文と、登場人物達の個性が存分に発揮されている会話文、どちらも他の柴田よしき作品と比べてかなり軽めであるが、軽い文章に時折見受けられる頭の悪さは感じられない。問題があるとすればトリック?にあたる部分で、読む人によっては推理小説として破綻しているとまで感じるかもしれないレベルである。でもまあ、猫好きならではの視点による実際的な猫の習性等を描く一方で、猫が人間の言葉を理解し人間と同じようにモノを考えるという設定であれば、その時点で矛盾が生じている訳で、でもその部分こそがこの小説のキモであると思えば仕方ないというか気にしないというか。猫好きには文句ナシでお薦め。
美少女猫トマシーナと同じ種類である、ライラックポイントのシャム猫を見てみたくてネットで検索したのだけど、さすがにひっかからない。こればかりは図鑑をあたるしかないか。