2001-07-19 わりとハードスケジュール [長年日記]

[雑記]

バイト。最近楽チンな仕事が続いていたので、きっと今日もそうだろうとたかをくくっていたが、今日はいきなり大変になっててびっくり。入力量が多い上にそのほとんどが数字入力で、テンキーとTABキーしか使わなくて手と頭が変な疲れ方をした。

職安。前回うっかりすっぽかしたせいで、約2ヶ月ぶりとなった失業認定日である。後でバレて返金を要求されるよりマシだと思い、申告書にはバイト日を律義に書き込んだ。契約書を交わしていれば、たとえ週3程度のバイトでも就職扱いってのには納得いかないが、自分がそれに該当してる訳じゃないのでまあいいや。月末の入金が楽しみ。でも焼け石に水。

数時間寝てから外出。新宿のイタメシ?&吉祥寺のバー、今日も御馳走になりまくった。

なんで電車が馬鹿みたいに混んでるんだろうと思ったら、明日が休日で皆遅くまで遊んでいるかららしい。海の日なんてモノ、すっかり忘れてた。馬鹿は私だ。

[読書]愛の傷痕(下)(V・C・アンドリュース/扶桑社ロマンス)

女性としての素晴らしい幸せと大きな不幸を同時に迎えたガブリエル。
結果を最初から知った上で自ら決心した事ではあっても、
彼女は苦悩や虚しさを拭い去れず日々を悶々と過ごしていた。
そんな彼女の元に、昔から夢見ていたような美しい愛がようやく訪れたが……。

ルビーシリーズ最終巻。相変わらずの母性賛美であるが、産んだ子供を愛していながら事情があって育てられないのは、産んだ子供を育てていながら愛情を抱けないという話より良いと思ってあまり気にしない事にした。それよりも、やっと愛情深い男が現れたと思ったら、致命的なまでに優柔不断でガッカリ。ルビーシリーズ本編のボーもそうだけど、1つの愛を貫く為に周囲を欺いたり傷つけるなら、最後まできっちりやれと思わずにいられない。好きな女を余計に苦しめてどうするよ。見る目のなかった彼女達が悪いといえばそれまでだし、ガブリエルはある意味幸せだったといえるのかも知れないけど。

諸悪の根元とまで思っていたガブリエルであったが、実際読んでみるとルビーに対して程の嫌悪感は抱かなかった。というよりむしろ、彼女は私にとって女性の理想形の1つ――但し理想的過ぎて現実的ではないタイプ――なので、彼女の苦しみには素直に共感できた。最後のヒロインとしても良かった感じ。