2001-07-09 仕事がしたい [長年日記]

[雑記]

早朝、食料調達を兼ねて散歩に出かけた。朝の爽やかな空気の中で見たものは、道路の路肩に転がる1匹の(中略)で、しかも頭部が見事に(以下略)。この目で直に見たものとしては、今までの人生で最大の衝撃映像であった、がしかし、とりあえず何も見なかった事にして、家に帰って朝食を美味しく食べる私であった。

これがいわゆる、生きる為のアレなのかも知れないが、個人的には、ショックのあまり3日3晩食事が喉を通らないような、そんなはかなげな娘でいたかったと思う。もしくはただのゴミだと思って気にすらしないような、強い女でいたかったかも。とにかく中途半端なのが良くない。

バイトに備えて寝ていたら、電話に叩き起こされた。急ぎ以外は折り返そうと思って電話には出ず、切れた後で着信履歴を確認したところ、なんとバイト先から。しかも折り返し希望の旨の留守メモまで入っていた。一抹の不安をおぼえつつ即かけ直したところ、仕事がないので今日のシフトを変更して欲しいとの話。しかも次の予定は立っていないので、とりあえず木曜日以降に改めて電話するようにと指示された。

……どうしたものか。バイトの身分で安定したシフトを求める方が間違ってる訳で、だから異議を唱える気はないものの、1週間近く放置されれば生活に支障が出るのもまた事実。派遣会社への登録を急ぐべきなのだろうけど、その段階に進めるまでの状態にはまだ到達していない気もするし、下手に慌てて束の間の精神的安定を自らぶち壊しにするかもという危機感すらある。あれこれ考える内に、何か重大なミスをやらかしたせいでクビになる前触れなのではとか、自分なりに気をつけているつもりでも日記か何かで社秘漏洩に当たる何かをやらかしてそれがバレて(以下略)とか、考え過ぎて収拾がつかない状態になるのであった。

[読書]野望円舞曲(2)(田中芳樹&荻野目悠樹/徳間デュアル文庫)

2巻目。展開があまりにも劇的で、あらすじを書くのに気がひけるので省略。

野望に向けて着々と歩むエレオノーラ。1巻では、自らの身を危険に晒して最も自分の立場に近い兄の後押しを行い、2巻では、身を隠しつつも遂に自らの手を汚した。感情移入し過ぎるあまり、彼女の今後が気にかかって仕方ない。個人的には、某グインのイシュトみたいな破滅的?人生を送らないよう祈るばかりである。