2001-06-26 こんな流行には乗りたくない [長年日記]

[雑記]

今日も食べ物の事を書こう。正確には飲み物だけど。

果汁系が飲みたい気分だったので、きりりの氷結果実グレープフルーツ味を試してみた。柑橘系は渋味も美味しさの1つだと思って飲んでいる私だけど、これは渋味が少なくスッキリしていて、これはこれでとても美味しかった。

コンビニでSPA!を立ち読み。最近鬱病が増えていて、症状も多様化しているというような内容の記事が掲載されていた。全く他人事という訳でもないのでざっと目を通した。

鬱病には「本人が鬱状態に苦しんでいて」「社会的生活を営めておらず」「本人がその事を自覚できていないが」「周囲の人間の目には明らかである」という4つの特徴があるらしい。また他の記事では、「責任感が強い精神的に成熟した人がかかりやすい病気」ともあった。で、これを自分の身に置き換えて考えてみると、社会生活を営めていない現状を一応自覚してるつもりであり、責任感にはムラがあり本来発揮すべきところで発揮せず、精神的に未成熟な私は、やっぱり鬱病じゃないのかもと思うのであった。当事者かつ素人が考えてても時間の無駄なので、来週病院で聞いてみようっと。

[読書]怪笑小説(東野圭吾/集英社文庫)

エッセイに続いて今日は著者の短編集に挑戦してみる事にした。題名から察せられる通りの、ダークな笑いを含んだ短編9編の内、感想を幾つかリストアップ。

「鬱積電車」
帰宅ラッシュ真っ最中の電車内における、乗客達の赤裸々な心境。憎むべきは乗客同士ではなく、ラッシュ緩和の有効策を練らない列車会社では?とここで言っても始まらないけど。
「あるジーサンに線香を」
海外SFの名作「アルジャーノンに花束を」のパロディ。知能を題材にした原作に比べ、老化を題材にした本作の方がより一般に共感を得やすいかも。ネズミがほとんど出てこないところが笑えた。
「動物家族」
萩尾望都だったかの漫画でこんな感じの話を読んだ事がある。導かれる結末が違うのでパクリとは思わないけど。オチが途中で読めたのが残念。

ブラックな笑いの短編という点でどうしても筒井康隆と比較してしまう。収録作品はどれも標準以上の面白さだったが、筒井作品に比べると無難過ぎる気がした。それにしても、著者の文章は短く淡々としていて、テンポ良く読めるのが良い。長編では気付かなかった魅力であった。