たった1人で先住魔族を打ち滅ぼした、伝説の勇者ラズロウ。 彼が愛用した聖剣のレプリカの捜索依頼が、ダレットとペイの探偵事務所へ持ち込まれた。 ちょうどこれを境に、ペイはダレットに対して何かを隠すかのような素っ気ない態度を取り出し、 2人の間にしこりが生じ始めていった。
前作程のインパクトがないのと、後半の展開がやや急なのと、完結にしては終わりが尻切れとんぼな感じなのがやや残念。でもライトノベルとしては水準以上だし、媚びや自己満足が感じられない好印象の作品でもある。あとがきによると、1巻と2巻の間が空いてしまったのが2巻で完結となった理由だとか。何年も続刊出さない作家なんて掃いて捨てるほどいるというのに、この著者はやっぱり真面目な人なんだろうか? 下手に期待もたせて読者をひっぱるよりは良いけど、楽しめた作品だけに構想3分の2消化で終了は残念。
第弐拾壱話「封土」→外伝参話「桜の杜」(クリア)
クリスマスイベント・●●●復活・●●●との一騎打ち・そしてラスボス3連戦と一気にラストスパート、間に京一や犬神先生の視点から語られた外伝2話を挟んだ後に、ようやく卒業式。ここまで非常に時間がかかったと思っていたけど、日記を確認してみたらプレイ日数は実質1週間強であった。ADV+SLGだけにプレイに頭を使った分、費やした時間を錯覚したのかも。
クリスマスに葵を誘ったところ、見事に断られてしまった。直前まではラブラブな感じだったので理解不能な事態なのだけど、京一に慰めてもらうのも悪くないので葵は素直に諦める事にした。
感想。面白かったけど疲れた。良くも悪くも濃いゲームである。完成度の高いゲームなので好きな人は何周でもプレイするに違いないけど、私の場合はどうだろうか? とりあえずは2周目以降の為にシステムデータを保存してみた。あと、個人的に第弐拾弐話は始まりも終わりも唐突かつ後味が悪い、不必要なシナリオだと思った。