月曜発送の旨連絡があった「健康保険の書類」は、内容を確認してみたところ、なんと、「親会社健保宛の資格喪失証明書発行願」であった。要するに、これに必要事項を記入した後、担当者に送付→担当者が必要事項を追記した後、親会社健保に送付→健保側で処理、という手順がその先に控えている訳で、かかる時間を考えるとめっちゃ萎え。
★ 落ち込んでいても仕方ないので、済ませられるものは先に済ませておこうと職安に出かけた。初めてのハローワークであるが、カタカナのネーミング・受付や対応を行っている職員の私服姿に対して、共通する押し付けがましい気軽さ・フレンドリーさを深読みしてしまい萎え。しかもめっちゃ混んでいて、ここに集う自分を含めた人々が全員失業者だと思うと更に萎え。そして更に、すぐ近くに何故かとあるいかがわしめの建物があってめっちゃ萎え。どちらが後に建ったにしても場所をわきまえろと思った。
忙しくなる前に済ませておこうと、職安行きの前にレオンを予防注射に連れていった。今までにも何度も書いているが、うちのレオンは本当に頭の悪い猫である。獣医で1度注射を受けているにもかかわらず、かごに入れられる事に抵抗しないのである。普通の犬猫は、痛い注射をされる等という理由で獣医に連れて行かれるのを嫌がるし、事前に状況を察知して抵抗するものである。まあ今回の場合に限っては飼い主の意に従ってくれている訳で、記憶力や状況判断能力の欠如をありがたく感じたりはするのだけど。
注射前にまずは検温を、と診察台兼体重測定器の上でしっかり押え込まれたレオン。お尻の穴に体温計を挿し込まれたところ、嫌がって暴れまくった為に測定エラーで測り直しとなってしまった。自業自得で再度嫌な目にあったレオンは、測定終了後に診察台から勢い良く飛び降りて、事務机の下に潜り込み恨みがましい目で私達を見上げていた。ちなみにその後あっさり捕獲されて注射をされたものの、検温後のようには暴れなかったので、注射よりも検温の方が不快だったらしいと推測される。
という訳で、今回の注射でも馬鹿を露呈してくれたレオンであるが、本来は1ヶ月前に済ませておかなければいけない注射に今頃連れていった飼い主も、同様に馬鹿であると追記しておく。仲良しこよしである。