名古屋駅周辺らしき場所にいる私。 駅に行く為に乗ったタクシーがぼったくりで、 結構な料金をぼったくられた。
憤慨しながら駅前ホテルの喫茶店に入った。 店内では、前に勤めていた会社に在職中の人達と 既に辞めた人達が集まって、説明会を行っていた。 中部支店が手薄の為、かつて在籍していた人材の 再雇用を検討しているとの話。 世の中すごい偶然もあるものだと思いながら、 説明会参加者じゃない私は奥の席に座った。
そこへ、私が先程乗ったタクシーの運転手の関係者だと名乗る、 1人のヤンキー女性がやってきた。 運転手が私にひとめぼれしたので交際しろとの事。 駄目ならこの喫茶店のトイレで待機中の彼に 今すぐある種のサービスを行え、 もしも断った場合は半殺しとの事。
半殺しは嫌だけど、 不愉快な相手に対してそんな行為を強いられた上、 その現場を前の会社の人に目撃されるかも知れないのも嫌で、 途方に暮れる私だった。
……なんでこんな変な夢見たんだろう?
今年2月に発売されたばかりの文庫本が、中古屋では3冊100円の投げ売り状態。買う側の私ですら、何となく申し訳なく思うぐらいである。
少女小説の主人公は基本的に、頑張る女の子である。この作品の主人公カリエも例に違わず、ある日突然父母のもとから攫われた時から、皇子の身代わりになったり一転して他国の王子の奴隷になったり、過酷な運命に翻弄されて傷つきながらも強く生きている。
今作は衝撃的展開の連続でなかなか良かった。秋予定の次回作まで待ちくたびれる事必至。それにしても、愛妾になった友人の話等、女性の弱さを結構えげつなく書いてる少女小説である。