2001-02-26 突然に退職決定 [長年日記]

[雑記] 突然に退職決定

休み終わっちゃって鬱。先週末いろいろ言われたので合間をみて他の人の業務を手伝ってみたりした。仕事さえしていれば他人にはとやかく言われなくて済むし、自分も必要以上に余計な事を考えずに済むじゃん? でも拭い切れない違和感が残って悶々とするのはもはやどうしようもないんだけど。

午後、先週末同様突然上司から呼び出された。今度は何だ?と訝しく思いながらも、いろいろ考えるのがメンドくさいので何も問わずにそのまま隣室へ行くと、上司の他に人事担当者が揃って私を待っていた。なんとなくピンと来るものがあったが、あえて突っ込まずに向こうから話を切り出すのを待った。

まず、先週末上司が私に注意したのと全く同じ話を今度は確認という形で切り出された。あなたが業務中に業務以外の事を行っていてそれが改まらないのであれば、残念ながらあなたを関連会社に転籍させる事はできませんとの事。ああなるほど、そうきた訳ね。

私は正直疲れきっていた。私が仕事をイマイチやる気にならなかった理由も、簡単に言えば今まで会社の中でいろいろあり過ぎて疲れきっていたからで、自分でも良くないと思い何度か更生を試みたけれども、結局私1人の奮闘に終わってしまうような周囲の協力がない状況で頑張り続ける気力も既になかった。まあ、最低限の業務はこなしてたから誰かに迷惑かけたとは思ってないけどね。

そして私とその周囲双方の不信感を転籍先の会社に引きずる事があってはそこに迷惑がかかるだけだから、だったらとっとと辞めるのがいちばん良いかもね、とごく自然に思った。決定的な理由が出てくるまではこのまま不満を抱えながらも仕事を続けていただろうから、むしろ良い機会ですらあるとも思った。

……というような事を上司にその場で大雑把に伝え、めでたく双方の思惑が一致。非常に準備良く退職の条件の話に移った。この手際の良さが転籍説明の際にいかされなかったのが不思議な程であった。提示された条件の破格の良さと、最後に上司が漏らした「君は実際仕事はできると思ってた」の一言に、すっきりしたようなしないような不思議な気分を味わった。

以上、突然の退社劇。明日の午後には今の会社から去っている予定である。

[読書] さすらいエマノン(梶尾真治/徳間デュアル文庫)

半分程読んではみたもののさすがに今日はほとんど頭に入らなかったので、感想はまとめて後日の予定。

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