★ 昨日私用メールを他の人に見咎められたので、飲み会に欠席した事とタイミングを考えてネタにされてそうと思っていたところ、実際その通りだった模様。午前中にまず同僚に注意され、午後イチで上司に再度注意を受けたのでそれと悟った次第。
さて、「盗人猛々しい」ながらも「盗人にも三分の理」があり、注意されるような事をした私は当然悪いとはいえ、私がそういう状況に陥ったのは理由があるからである。良い機会だからその辺ぶっちゃけてみたものの、理解してなさそうなので余計鬱になった。いずれ詳しく書く機会もあるかと思われる。
★ という訳で、憂さを晴らすべく飲み。金曜日の夜である事を幸いに朝までペース。モンテローザ系の居酒屋が閉店を迎える時間まで店にいたのなんて初めてなんじゃないかと思った次第。
著者の森奈津子はあまり有名ではないが、私的にはかなり好きな作家である。私が知っている限りでも、その作品はSFやホラーからゲイ&レズ&バイその他をテーマにしたすちゃらかラブコメ?まで多岐に渡っていて、その無節操さ加減が私の無節操な読書ジャンルと適合するからである。あんまり誉めてないかも? すごく好きなんだけど。
で、今回の作品もそういった一般的ではないとされる性愛を扱っていて、主人公はバイでありその恋人の1人♀はレズであり主人公の友人はノンセクシュアルである。一般的ではないと社会に差別される人達同士が仲間を作るのは良くある話だと思うので、この設定に嘘臭さは感じない。嘘臭さを感じる人は、たとえば自分がオタクだとして、自分の友達はオタクばかりではないのか世間一般的な同年齢の人物像とかけ離れてはいないか等をじっくり考えると良いだろう。
閑話休題。今日は、恋愛絡みのいざこざがこじれて困っていた主人公を助けた美人の御嬢様に対し、実は危ない性格の奴なんじゃないかと主人公が疑問を抱き始める辺りまでを読んだ。
ストーカー物はシチュエーションに共感をおぼえればおぼえる程読んでて辛いので、こういった作品で語られる分には安心して怖がっていられる、というのは無責任な発言になるだろうか?