昨日は寒かった上に雪まで降ったというのに、今日になったらいきなり暖かい。昨夜雪も降った事だし朝は冷え込んでいるに違いない等と、タートルセーターにパンツの重装備で家を出た私は馬鹿丸出しである。
★ 私の所属する部署6人中、1人が海外に家族旅行で出かけていて休み&1人が風邪でダウンして休み。結果として今日はとても忙しくなる。自分自身の遅刻や欠勤が多い事により、こういう場合に休んだ人を恨むような考えを持たずにいられる私は幸いだと思った。と都合良く託けてみたり。
★ 帰りに寄った本屋にて。一心不乱に立ち読みする人達の間から微かに人の声が聞こえてくる。何故か聞きおぼえのあるその声に耳を傾けると、「御客様のおかけになった番号は、現在使われておりません」……
この中の誰かの携帯が、手か何かがあたったせいで適当な番号が押され通話ボタンが押され、結果かけられてしまった番号先に該当がなかったということなのだろう。私以外の誰も気付いてる様子がないので私も黙ってそのまま立ち去った。
最後まで読み終わった。欧州の都パラディスにて若き学生ラウーランが出遭った、血と精液により子孫に受け継がれていく忌まわしい呪い、その起源、そして解放。流麗に語られる退廃的かつ淫靡な物語は、世界各地に熱狂的なファンがいるのも納得できるような魅力を持っている。
私が初めてタニス・リーの本を読んだのは中学生か高校生の頃、読んだ本は「平たい地球」シリーズの内の1冊だったが、これは正直当時の私に良い印象を与えなかった。同性間の純粋な愛情は想像力でもって理解したとしても、愛憎や欲情までは手に負えるものではない。私が耽美小説を「良くわからない」と思うのはそういう点においてである。今回の「幻獣の書」は異性間だから全く問題なし。
関係ないけど、いつから耽美が「ボーイズ☆ラブ」の別称になったんだろう?