2001-01-30 二日酔 [長年日記]

[雑記] 二日酔

昨夜飲み過ぎた為に頭とおなかが痛くてやるせない朝。中ジョッキ数杯程度で二日酔になるなんて、私もすっかり落ちぶれたものだと思いながら鎮痛剤を服用した。激しく不健康。

比較的暇な1日。他の人の仕事を僅かながらも手伝った。営業が出かけてアシスタントの私だけなのにこの余裕ぶり、先週とは大違い。急に今月の売上数字が心配になってきても今更遅かったりする。

[パチンコ] CR愛してオーレR

カルメンがフラメンコを踊りながら薔薇を投げ数字を揃えるスタートと、間抜け面の闘牛士&牛がコミカルな闘いを繰り広げるリーチがお気に入りの割に、私はこれで勝った事はおろか当りをひいた事もない。

台の入れ替わりの激しい今日この頃、消える前に当たりを拝みたいものだと思い仕事帰りに家の近くのパチンコ屋に行った結果は2千円負け。むう、他のお気に入り台は通算で勝たせてくれたのに、この台には私の想いが通じてないっぽい。

[読書] 惑星カレスの魔女(ジェイムズ・H・シュミッツ/創元SF文庫)

立原えりかの本を家に忘れた為、会社の行き帰りにはバッグに入れておいた予備の本を読む事になった。

2章まで読んだ。寄港先で偶然出会った小悪魔的魅力の超能力3人姉妹に人生を狂わされたお人好し船長の話らしい。ページ数で考えればこの先更なる悲劇が主人公である船長を待ち構えているに違いないが、ドタバタだけど端々に温かみがあるので落ち着いて読める感じ。

[読書] わたしとおどってよ 白くまさん(立原えりか/講談社文庫)

家に帰ってからは立原えりかにチェンジ。諸々の事情により今夜はPCが使えなかったので、普段日記更新他に使う時間を充てて最後まで読んだ。

立原えりかの作品に対する考えは昨日書いたから、今日はこの短編集の中で幾つか挙げて個人的感想を書く事にする。

「月の砂漠」
幸せかつ微笑ましい話。人間の言葉を話す鳥はいろんな話に出てくるけど、それがエミューというマイナーさ加減も良い。
「ウサギだったころ」
なんで薔薇色のハート形が陳腐? 確か他の作品ではハート形を「もっとも綺麗な形」みたいに扱っていたのに。
「ラッキー」
飼い主にとってはどんなに特別で大切であろうと他人にとってはたかが猫だという辺り、話の本筋とは外れるものの私には切実に響いた。個人的にはこの話がいちばん印象深い。

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