今日も旅行の御土産を会社に持っていき忘れた。既に「冬休みの旅行土産」のタイミングを逸しかけているような気がする。しかし自分1人で食べきれる量じゃないから、明日こそは持っていこう。
★ 昼休み、私が中華まんを食べているところにいきなり来客。プリンタを見積もってくれという相手は、うちの会社にかつて出向してきていた関連会社の人だった。私が今の前の前の部署にいた時には一時期一緒に仕事していたし、何回かは皆で飲みに行ったりもした。そう言えば最近会ってなかったけど元気そうで何より、と思いながらまずは挨拶を交わす。その人はいつも笑顔を浮かべた人なのだけど、今日も変わらずニコニコしながら「少し太りました?」と言うものだからかなり凹む私。何故私は昨日と連続で他人にデヴを指摘されてますカ? 仕事(見積)はちゃんとやったけどね……。
最近この手の文庫ばっかり買ってしまっているような気がする。手っ取り早く読めるからつい買っちゃうんだけど、易しい文章に慣れてしまっても良い事ないから、易しくない文章のも読むようにしなくちゃ。
人の心の中では表層意識や潜在意識の更に奥深くに、それぞれの心象風景を反映した「世界」が広がっている、という設定。そして人が実際の世界で体験した物事が、心の中の世界の事物に影響を与えているらしい。この作品で語られる、現実を拒否しずっと眠り続ける少女の心の中の世界の事物も、それぞれ彼女に起きた過去の出来事に由来している事が説明されている。
こういった設定や話の構成はわりと凝っててとても良かった。細かいところまで手が込んでいて、しかも独り善がりじゃない小説って好きだな。
気になる点があるとすれば、主人公とそのライバルの男女が共に美形という設定である事。眠り姫が可愛い女子高生なのは問題なし、それによって読者も「彼女を救ってあげたい!」という気持ちになるだろうから。しかしと言うかだからこそ、主人公達は美形じゃなくて良い。美形ばっかり集まってるとなんだか胡散臭くて、説得力ある設定がぶち壊しになるような気がする。