2011-01-31 初めての煮込みハンバーグ(肉:黒毛和牛) 他 [長年日記]

初めての煮込みハンバーグ(肉:黒毛和牛)

時折利用する市場の肉屋が、黒毛和牛肉を余らかしたらしく、「黒毛和牛ハンバーグ」と銘打った特売パックを数点陳列していた。とても黒毛和牛とは思えない、超買い得価格だったので、ホクホク喜んで買い込んだ。――までは良いが、さて調理をどうするか。ハンバーグと言えば、フライパンで焼くのが基本調理に違いないが、「中までしっかり火を通しつつ、焼き過ぎない」でいられる自信がない。また、ハンバーグに合うソースを用意できる自身もない。よって、煮込みハンバーグでいく事にした。

まずは、煮込んだ後の型崩れを防ぐべく、ハンバーグの表面を軽く焼く。熱した鍋にハンバーグを入れたところ、テフロン加工フライパンならぬ鍋の底に、ハンバーグが瞬時にこびりついた。慌てて引き剥がすと、ハンバーグ表面が肉片が剥がれてボコボコになり、崩壊を防ぐどころか促進しているように見受けられた。表面を焼き上げるのは早々に断念し、即座にホールトマト缶を投入、トマトを木べらでざっくりと潰した。それから、細かく刻んだセロリと、小さく切った人参・蓮根・茄子・白しめじ、そして丸のままの芽キャベツを続々と投入した。具は私のアレンジだが、味付けは参照したレシピに忠実に従った。即ち、赤ワイン1カップ+トマトケチャップ大さじ3+ウスターソース大さじ1+コンソメ1個。赤ワイン1カップは、随分なみなみとした量であった。「こんなに使ったら、ほとんどワインの味になるのでは?」と不安を抱いたが、いざ煮込んでみると、ワインの風味がしっかり残りつつもトマトや肉と調和して、非常に美味しく仕上がった。また、私の調理にしては奇跡的に、野菜の火加減も良い加減であった。

予想外の成功に感謝して食べ終えた途端、非常な疲れを感じ、歯を磨くのもそこそこの就寝となった。煮込んだ黒毛和牛の脂によるものか、それとも芽キャベツの誘眠作用か、或いはワインのアルコールが飛び切っていなかったか……。そして、この時に参照したレシピは、以後検索してみても、何故か再び遭遇できないのであった。

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