2008-11-29 「下仁田葱と大きなかぶのスープ」を作るまでの右往左往 他 [長年日記]

「下仁田葱と大きなかぶのスープ」を作るまでの右往左往

関内関外日記の人が、「火を通さないとすごく辛いが、火を通すと甘くそして柔らかい」と書いていた(→「下仁田ネギ」(関内関外日記))、下仁田葱を八百屋店頭で発見。早速買って、ヘルシオで蒸し焼きにして食べるか、それとも汁物に入れるか、考えながら帰った。

家に着いて冷蔵庫の扉を開けると、そこには忘れられかけ萎びかけた小松菜がいた。この水分失われ具合では汁物に入れるしかないが、そもそも味噌汁の具として買ったので、想定内の運用。下仁田葱と、この小松菜と、一緒に買った大きなかぶと、+αとで、何らかのスープを作る事に決めた。

クックパッドの目ぼしいレシピを適当に組み合わせて、「下仁田葱達+卵を溶き混ぜた山芋すり身のチキンコンソメスープ」的な物を作ってみようと考えた。山芋、ある。卵、ない。チキンコンソメ、ない。脱いだ上着を再び羽織り、100円ローソンへ行った。徒歩15分以上のスーパーと徒歩5分以内のコンビニと秤にかけ、「チキンコンソメと卵が確実に手に入る、最も近場の店」と判断したのだった。

この判断は、間違いではないが的確でもなかった。卵の値段が高かったからである。4個で100円。6個100円の物もあったようだが、売り切れて棚は空。改めてコンビニかスーパーに向かい直す気力が湧かず、普段買わない赤玉を手に、打ちひしがれて帰った。金額で見れば大した差額ではないけれども、普段安く買ってるものを無意味に高く買ってしまうのは、負けかなと思っている。

家に着いてレシピを再確認すると、「卵を溶き混ぜた山芋すり身を流し入れる」のは、チキンコンソメじゃなく和風スープのレシピにしかなかった。味付けは、「昆布だし+酒+醤油」とある。買ってきたばかりのチキンコンソメを放置し、流しの下から各調味料を取り出した。「昆布だし」は「麺つゆ」の事だと思い(だってパッケージにそう書いてあるし)、言われた通りの分量を鍋に入れ水で割ったが、どうにも色が茶色くて腑に落ちない。試しに舐めてみると、美味しい味だがスープの味ではなかった。無言で流しに捨てた。

意味がわからなかった。麺つゆが濃縮タイプだから駄目なのか? それとも、麺つゆとは無縁の「昆布だし」が世に存在するのか? しかし台所に立ち尽くしていても、謎は解けないし事態は進まない。和風スープを諦め、当初の予定通りにチキンコンソメで行く事にした。こうなったらこの際、卵を溶き混ぜた山芋すり身には、洋風の味付けに馴染んでもらうしかない。決意を固めて野菜を刻み鍋に入れると、下仁田葱とかぶと小松菜だけで鍋が満杯になった。呆気なく、山芋と卵の出番はなくなった。

その後、チキンコンソメを入れ煮立て、普通に美味しいスープができた。下仁田葱はとろける甘味で、かぶも柔らかく煮上がり、小松菜の風味が良いアクセントになっている。しかし、何だかとても疲れた。卵、1個25円もするのをわざわざ買ったのに、結局今日使わなかったな……。

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消えた!(ほんわかにっき)・ミケ先生、あらあら、カーテン遊びは面白いですか。(フクトラ日記)・ハドリアヌスの捨て猫ちゃん(The Greek Cats)/「ここが落ち着く」(BOX/教官不定期日誌より)/YouTube“秋の猫団子”ザイーガより/教官不定期日誌経由)

長椅子の上に、白黒(&白グレー?)猫が満載で、カメラを見上げる視線は無表情。そして、長椅子周囲にはあぶれたと思しき猫が更に数匹。<“秋の猫団子”


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