2006-02-20 自力湯豆腐初挑戦/ニュースいろいろ/「体育会系=馬鹿」「オタ=マニアック」は正しい物の見方か? [長年日記]

[ダメ料理] 自力湯豆腐初挑戦

先日人に作ってもらって食べた「とろける湯豆腐」を、材料も作り方も覚えた事だし、自分一人の力で作ってみる事にした。

土鍋が無いのでホウロウ鍋に水きっちり500ccを入れ、六不等分した絹ごし豆腐と油揚げを入れ、昆布を手にとって少し考え込んだ。「旨味が流出しちゃうから水洗いが駄目なのは理解できるとして、そもそも濡れ布巾での水拭きっても必要なん? 要らなくね?」――しかし昆布の袋の裏書きに「砂浜で干すので砂が付着している事があります」とあるのを見つけたので、素直に濡れ布巾で拭いてから鍋に入れた。

次に鍋を火にかけて、沸騰直前まで加熱してから弱火にかえ、重曹をきっちり小さじ1杯測って投入。シュワシュワ泡を出しながら溶ける様を見て、「駄菓子屋で売ってる似非コーラの粉そのまんまだなぁ」と思った。やたら出るアクをせっせと掬い取ったり油揚げを引っ繰り返したりし、10分経過して豆腐も油揚げもヤワヤワになっているのを確認して完了。

私的にはこれで完璧な調理の筈で、さすがの私も湯豆腐みたいな簡単調理を誤りはしないのだとご満悦だったのだが、いざ食べる直前に友人から「ところで昆布は鍋から除いた?」と尋ねられてキョトンとした。だってそんな事レシピに書いてなかったよ。「雑味が出る」とか説明されてもよく判らないよ。

[動物] 萌え猫画像

ひとり芝居(そよ風)・メバルの一夜干し(しじみ日記)・入りたくて(ほんわか写真日)・専用スリッパスリッパ・その後(耳折れ兄弟/かーずSPより)・人間っていいニャ♪(※音注意※/教官不定期日誌より)

[動物] 「県営浅虫水族館:白いナマコやアワビが登場−−来月14日まで/青森」(→関連:浅虫水族館「White Day(あなたから彼女へ)水槽展示」

真っ白なマナマコ・キンコ・アワビを展示。「真っ白なアワビ」は大変稀少なモノらしいので興味を惹かれるが、

3月14日はホワイトデー。彼女へのお返しをお考えのあなた、思いを打ち明けようと考えているあなた、そんな人は彼女を連れぜひ水族館へ!

海のパティシエ?が作ったマシュマロならぬ、「真っ白なナマコとキンコ」を展示してみました。ロマンチック?な水槽の前で、彼女への思いを伝えましょう!

という煽りはどうなんだろう。一般的な女性は、ホワイトデーのお返しと称して白いナマコを見せられた時に、喜ぶどころか困惑したり怒り出したりするんじゃないだろうか。

[食べ物] 「静岡『おでん街』へ行く」

静岡は、「駄菓子屋でおでん、パン屋でおでん、そして夜はその名も『おでん街』でおでんが競演」な街なんだそうである。晩秋辺りに出かけて、おでんを堪能してみたい。

[食べ物] 東京のとんかつ屋さん(H.Mikami’s Home Page)

東京近辺のとんかつ屋さん情報。地域別五十音順の他に、価格別データも用意されているのがとても親切。

[医療・健康] 「イソフラボン:安全な摂取量決められず 食品安全委員会」(→関連:マルコメ「特定保健用食品として申請中の『イソフラボンみそ』に対する食品安全委員会の評価案について」

「男性はホルモン状態が女性と違うので目安量は決められない」との意見が出て、結論がまとまらなかったらしい。今までもてはやされていたイソフラボンが、ここへきて「実は悪者……?」的扱いで、メーカーも右往左往してそう。

[日記読み] 「体育会系=馬鹿」「オタ=マニアック」は正しい物の見方か?

「体育会系ジョークとオタクジョーク、その間にある深い溝」(九尾のネコ鞭)を読んで。このエントリは、「体育会系がお互いの馬鹿さ加減を露呈し合う事でコミュニケーションを図るのに対し、オタクはお互いのマニアックさを露呈し合う事でコミュニケーションを図る」、と両者の違いを判りやすく説明したエントリである。自分をオタ側に属する人間だと認識している私は、これを読んで「そうそうその通り」と全面肯定したくなったが、しかしこのエントリの主張があまりに耳に心地良く脳に甘すぎるので、敢えて疑いの目を向けてみようと考えた。

で、気付いたのだが、これはオタ側からの視点で書かれた考察に過ぎない。「一般にオタクが体育会系の人を『ゲス』とか『馬鹿』だと軽んじる傾向がある」のは、事実オタ自身がそう思っていると考えて間違いないのだが、「逆に、体育会系がオタクを『根暗』とか『真面目すぎ』とか『変に気取っている』と考える」のは、果たして事実なのだろうか。それはオタが「俺達は体育会系にこう見られているべき」という願望に過ぎなくはないか。オタのステレオタイプイメージは、「暗い」は合ってるとして、「ボソボソ喋る」とか「キョどる」とか「気持ち悪い」じゃないだろうか。「真面目すぎ」や「変に気取ってる」なんてところまで見抜いてくれるのは、同じオタ仲間だけじゃないだろうか。

これを検証するには、体育会系の人に「ねぇねぇオタってどう思う? オタのコミュニケーションってあなた達から見てどんな感じ?」と直撃インタビューするのが手っ取り早いのだが、しかしオタの友達すら少ない私には体育会系の友達なぞいる筈もなく、想像するだけで終わるのだった。まあ結局何が言いたかったというと、「体育会系=エロ話をおおっぴらにする馬鹿」というステレオタイプと並べるには、「オタ=幼女に性的興奮をおぼえる変態」というステレオタイプこそが正しく、「オタ=マニアックで知的な会話の応酬を好む」というステレオタイプに対しては、「体育会系=秩序を重んじ礼儀正しい」というステレオタイプが釣り合うんじゃないか――というような事が言いたかった。でも今回のエントリの中で、「オタの自虐は正しくは自虐じゃない」という指摘については、諸手をあげて賛同するところである。

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