2005-03-22 ナタラジで辛口カレーに挑戦/ニュースいろいろ [長年日記]

[食べ歩き] ナタラジで辛口カレーに挑戦

ナタラジのナタラジ肉が食べたくてナタラジに行ってきた。ナタラジ肉というのは、大豆グルテンで作った偽肉に私がつけた呼称である(もしかしたら他の人が何処かで呼んでいたのを無意識に真似している可能性もあるが)。脂身風のトロリとした食感&筋っぽいシャキシャキした食感の両方を併せ持ち、平均的な肉よりも断然美味しい。だがこのナタラジ肉入りのカレーは、中辛以上の辛さ設定しかない。普段甘口以外食べない私には大冒険となるが、ナタラジ肉の為に、「旨味たっぷりのソース」と謳っている「ティッカマサラ」に頑張って挑戦してみる事にした。

カレー屋でカレーの辛さを尋ねて「辛いカレーはお嫌いですか?」と逆に尋ね返された事があるが、何も辛いのが嫌いな訳ではない。何種類ものスパイスを調合して生み出すカレーの味の中で、甘口カレーには「辛味」という要素が省かれている。辛いカレーはこの一点において、甘口カレーにはない美味しさが確実にプラスされている。私の貧乏舌でもそこは理解できる。ならば何故辛口カレーを頼まないのか。それは、辛いカレーを一口運ぶ毎に強まる顔の火照りと発汗が苦手だからである。何故食べ物を食べる時に、まるで長距離走のような我慢と達成感とを体験しなければならないのか。食は修行ではない。

ナタラジ肉の為に敢えて挑んだ今回の「ティッカマサラ」も、美味しいと思いながらも、残念ながら完食には至らなかった。同行の友人にチェンジしてもらった「サイバジ」(ほうれん草とレンズ豆のカレー・中辛)と「パニールマカンワラ」(トマトとチーズのカレー・甘口)が、闘い破れた私の舌と喉に大変心地良かった。

[動物] 萌え猫画像/アフリカツメガエルでサイドビジネス

萌え猫画像 コソコソと(おちこじんち。(3月22日付))・トラジくん、あらあら、新しい首輪ですね。(フクトラ日記(3月21日付))・いじわるかーずSP(3月22日付)より)

「元手45万で1年240万上になる人気サイドビジネスとは?」(知識の泉 Haru’s トリビア(3月22日付))(→関連:「きんけしみたい」(眞鍋かをりのここだけの話(3月11日付)))

元手45万円が1年で240万円の収入に繋がるかもしれないという、アフリカツメガエル飼育。年収240万円だったら、私の今の仕事とほとんど変わらない。家でのんびりカエル育てて今と同じ収入なのは少々心動かされなくもないが、ホルモン剤を注射して強引に交尾させるようなアグレッシブな飼育は性に合わないからやっぱりヤメ。

関連リンクは何となくカエル繋がり。この「キン消し」みたいなカエルは何ガエルなんだろう。

[食べ物] 幻の鮭「鮭児(ケイジ)」

幻の鮭「鮭児(ケイジ)」つかれた(3月22日付)より)

卵巣及び精巣が未成熟で、全身に脂がのりまくった「全身トロ状態」で、1万本に1−2匹の割合でしか獲れない貴重な鮭だそうである。食べる機会はないと思うが、知るだけでもそれなりに満足。

[医療・健康] コチニール色素の赤色は安全ではない

「赤色の食品に注意を!!・・・コチニール色素の裏話」(知識の泉 Haru’s トリビア(3月21日付))

カンパリやシャネルの口紅に用いられているという、コチニール(カイガラムシ)から得られる赤い色素は、食品としての安全性は確認されていない、との事。

まあ私は幾ら赤好きとは言え毎日カンパリ飲んで過ごしている訳でもないし、たまに飲む分ぐらいは特に気にしなくても良いかなといったところ。でも後学の為にメモは残しておく。

[その他] 「エターナル・サンシャイン」監督&脚本家インタビュー記事/愛地球博持ち物ガイド/喪女「友達と一緒にいて差別を受けたトラウマ」

eiga.com 注目作特集「エターナル・サンシャイン」

この映画に出ているジム・キャリーは、普段の表情作りまくり&台詞まくしたてな「躁病的」キャラではなく、素の状態に近いジム・キャリーだそうである。また、主人公が別れた恋人の記憶を抹消するというストーリーは、「主人公の記憶の地図を作成し、場面ごとに地図を見ながら、記憶のどの時点にいるのか確認しながら撮影していった」という手法で組み立てられているそうである。この2点がとても楽しみ。

「“愛知ネイティブ”じゃない人のための万博持ち物ガイド」sodiumイオンにっき(3月22日付)より)

マンモスのお尻やら巨大万華鏡やら興味を惹く展示もあり、昨年時点から「できれば行きたい」と楽しみにしていた愛地球博。だが、時間とお金をかけて出掛けた先が行列に続く行列で、結果時間が足りなくて満足に見てまわれないんだとしたら、報われないから嫌だなあ。今後の判断材料にするべく、愛地球博関連の記事はあれこれメモしておこうと思う。「そうして判断に悩み続ける内に、気がつけば開催期間が終了してしまうオチ」が今から見える。

「友達と一緒にいて差別を受けたトラウマ/もてない女@2ちゃんねる」(Diary of Hopeless Sinner(3月19日付)/つかれた(3月21日付)より)

「喪女」こと、もてない女(仮)@2ch板のスレッド紹介記事。外見の不自由な女性が男性に浴びせかけられる心ない言葉の数々が胸に痛い。この喪女の人達が「一緒にいて差別を受けた」友達には、「容姿は良いが気が利かないor意地悪で、男性が喪女の人達を意図的or無意識に傷付けるのを放置したりけしかけたりしているように見える」ケースと、「容姿も良く心根は優しいのだが自分に言い寄ってくる男性が苦手で喪女の人達に助けを求め、盾とならざるを得なくなった喪女の人達が自分のせいで男性に傷付けられるのを見て心を痛める」ケースがあるようであり、種類は違うがどちらも痛い。

「異性を容姿で判断しがちなのは男性か女性か?」といった質問があると、「それは男性だ」「いや女性だ」とどちらも一歩も譲らない展開になったりする。異性を容姿で判断する男も女もいてそうでない男も女もいて、異性を容姿で判断する男女は同性を容姿で判断する男女よりも多く、一個人は自分を容姿で判断する同性より自分を容姿で判断する異性により多く出会い、なので実体験を元に語ると「異性はとかく自分達を容姿で判断したがる」と結論付けられてしまうだけの事ではないかなー、と思う。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
rna (2005-03-28 15:09)

コチニール色素の安全性は確認済みとの主張も。
http://homepage3.nifty.com/KOMBU/nutrient/nutrient_21.html
カルミン酸の安全性=コチニール色素の安全性と考えてもよいのかどうかが焦点? ちょっと調べ切れませんでしたが、とりあえず「知識の泉」は肝心の安全性についての根拠を示してないのが嫌な感じ。

素光 (2005-03-29 09:46)

児童小銃の記事<http://d.hatena.ne.jp/rna/20050328#p1>も読ませていただきました。
食品添加物関係の話は、相反する様々な情報が出てきたりするので、私の場合は「どれが本当らしい」と判断を下す以前の「こんな話もあるらしい」段階で手を止めてしまいがちです。「どうせ考えても良くわからないしー」という理由も大きいですが…。

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