2002-09-13 カルビのピーマン炒め/虫と猫の写真/ワカメジャム/黒いラーメン/電気痙攣療法/浜北人/温暖化解決策/権威/「くノ一元禄帖」 [長年日記]

カルビのピーマン炒め

久々に自炊。カルビ肉(米国産)とピーマンとを市販の焼肉のたれで炒める予定だったが、買い置きしていたつもりの焼肉のたれが調理中に見つからず、急遽塩胡椒+白醤油の味付けに変更となった。残量僅かの白醤油は賞味期限が切れているけれど、発酵食品だからまあいいか急いで使い切ろう。

虫と猫の写真

その1(虫):「カゲロウ大量発生 路面覆う/広島」という記事(blogmapより)。この手の小さなカゲロウ類は、夏から秋にかけての夜の自販機に、何匹もぴったりとひっついている姿をよく見かける。長い二股の尻尾(生殖器?)が見る度に気になる。

その2(猫):虫嫌いの人はこちらで口直し。ユキンチャンコというサイトの9月1日欄に、猫の交尾写真が……(しいたけのおぼえがき(9月13日付)より)。雄猫の御子息にはトゲトゲがぎっしり生えているので、イタス時に雌猫は大変痛い思いをするそうである。ユキンチャンコのBBSはケモノ貼付率が高くてこちらもいい感じ。

ワカメジャム

「ワカメジャム 三陸産から開発」という記事(blogmapより)。

うちの母親の実家は岩手県なのだけど、向こうの道の駅や土産物屋で「わかめラーメン」「秋刀魚アイス(鰯だったかも?)」といったユニーク食品を幾つか見かけている。このワカメジャムは、ハーブと梅酢で磯臭さを消してあるとの事なので、結構いけるかも知れない。入手の算段がつけば試してみたいところ。例えばお酒に入れ(略)。

黒いラーメン

「黒いめん 炭ラーメンで村おこし/南牧村」という記事(blogmapより)。

黒という色自体は、イカ墨がそこそこ普及している今は受け入れられるだろうけれど、食べるとなるとやや躊躇してしまう。「炭=焦げ=苦い」という図式が頭に浮かぶせいだろう。でも一度は食べてみたい。

電気痙攣療法

「<統合失調症>『電気けいれん療法』文書同意を 協議会が提言」という記事。

一般には電気ショック療法とも呼ばれるらしいこの療法、統合失調症患者だけでなく鬱病患者にも用いられる、精神症状を改善させる療法という事なので調べてみた。サイコドクターあばれ旅私家版・精神医学用語辞典によれば、「難治性のうつ病に対しては安全でしかも非常に効果も高い治療法」らしい。

浜北人

「<化石人骨>『浜北人』は旧石器人 放射性炭素法で判明」という記事。

旧石器時代とされていた「三ケ日人」他は後に測定によって縄文以降と判定された訳だけれど、こちら「浜北人」は正真正銘の旧石器人らしい。今後の研究展開に期待。

温暖化解決策

「『地球の温暖化』解決につながる!? 二酸化炭素を海底に封じ込める案が浮上」という記事(blogmapより)。

海底に封じ込めた二酸化炭素がその後どうなるのか?という素朴な疑問。

権威

あんぷれ・第42回「権威」(9月11日付)を読んで。

うちは現時点で猫キック及び猫パンチの権威とされているようである。これは蒙古班や二次元萌えの権威と比べれば一般受けするかも知れないが、大衆に媚びない姿こそが美しいのであり私はまだまだだなと思う(何が?)。

ところで瑠架氏のご家庭における権威っぷりは、私とレオンの関係を彷彿とさせまくる。私の場合はレオンによって今の権威の座を得ただけに、致し方のない事というか当然の事というか。今日もせがまれて缶詰をあげた。

【読書】くノ一元禄帖(六道慧/徳間文庫)

楽天ブックス作品概要(※出版社HPにリンクを張りづらい場合は、日記才人推奨の楽天ブックスから情報をもらう事にしてみた※)

六道彗は、ヤングアダルト(ライトノベルよりも年齢層が上?)作家として名前は知っていたが、今まで作品を読む機会がなかった。近所の本屋でこの本が平積みされているのを見て、時代小説も書いている事を知った軽い驚きから、何となく買ってみた次第。

「生類憐れみの令」で有名な徳川5代将軍綱吉の時代を暗躍するくノ一集団「阿魔衆」。冒頭からものすごくエロエロなのは仕様らしい。本家「くノ一忍法帖」(山田風太郎)を読んでおらず、一時期話題になったビデオフラワー大作戦より)も見ておらず、しかも裏表紙に書かれた「邪淫坊」という登場人物名で悟らなかった私が悪い。電車の中で読み始めてから気付いても今更遅く、開き直ってそのまま最後まで読んだ。エロネタ&下ネタ慣れしている私が顔を赤くせずにいられなかったほどの、女性作家ならではな濃密なエロチシズム全開作品。面白かったというよりむしろ、「凄かった」と書いておく。

本日のツッコミ(全9件) [ツッコミを入れる]
おうる (2002-09-15 08:30)

「ガスハイドレート」という、氷とドライアイスの中間のような面妖な物質になります>二酸化炭素。海底下の温度圧力条件からして勝手にそうなるようです…というか、なることが期待されています。

素光 (2002-09-15 11:37)

ちょっと調べてみました。天然ガスの「ガスハイドレード」は、次世代の燃料資源として期待されている……とか。
二酸化炭素の「ガスハイドレード」は、その中に混合物として含まれる形になるんでしょうか? それとも別モノ? 別モノだとしたら、2次利用は可能なんでしょうか? うーむ。

おうる (2002-09-16 09:55)

僭越ながら。「ハイドレート」というのは固体とか気体とかいった物質の「状態」のひとつに過ぎません。メタンハイドレートを融かすとメタンが出てくる(天然ガスの主成分はメタンです)、CO2ハイドレートを融かすとCO2が出てくる、それだけのことです。次世代燃料云々…といわれるのは、未知の天然ガス鉱床が海底下に(ハイドレートの形態で)大量にあるのでは?と予見される研究成果があったためで、若干勇み足の感が否めません(実際試掘でも膨大な鉱床は未発見)。ただ、現行の天然ガス鉱床でも地下での賦存形態がハイドレート(メタンハイドレート)であるものが知られています。ロシアなどにあるそうです。CO2ハイドレートは…とりあえず地中で眠ったままになっていただくよりほか無さそうですね。

素光 (2002-09-16 10:46)

や、僭越だなんてとんでもないです。物理と化学が苦手で地学に疎いもので(これでも何故か元理系)、こういったご説明を頂けるのは大変ありがたいです。
C02ハイドレードは役に立たないんですね。となると、どのくらい先かわかりませんが、いずれは「地底がCO2ハイドレードで満杯に!」という事態もあり得るんでしょうか? それだと根本的解決ではないですね。

おうる (2002-09-16 22:32)

(図に乗り長文です)よしんば満杯になっても、北極が氷で満杯なのと同様に海底が満杯になるだけでさほどの影響は無いのかもしれません。また、そのまま海底堆積物中に納まっていれば、(地質学スケールで)いつしか石灰岩(石灰石:CaCO3)になる可能性はなきにしもあらずです。以下余談ですが、そもそも石灰石は「二酸化炭素石」と言ってもいいような石で、桂林とか秋吉台とかに蓄えられた二酸化炭素が仮にすべて大気中に放出されたとすると、化石燃料だハイドレートだなんて騒ぎではないようです。(金星の大気になってしまうんだったかな)地球の大気が如何に微妙なバランスのもとに成り立っているかということを示唆しているように思えます。

素光 (2002-09-17 07:24)

石灰岩は酸性雨に反応して二酸化炭素を放出しますか?…とかなると、放出した二酸化炭素の始末を考えるよりも、早急かつ強引に緑化でも推し進めた方が良いような気がしてきます。
金星は極冠がドライアイスの固まりだとか聞いた事があります。子供の頃の話なので今の説は違うかも?

umeya (2002-09-18 09:56)

>c06
金星地表には二酸化炭素の氷があります。「金星の極冠にはドライアイスがある」というのは合ってます。しかしH2Oの氷も存在しているそうです。「金星にある氷はすべてドライアイス」ではないようです。

umeya (2002-09-18 10:00)

>C07 自己レス。つられて大変な間違いをやらかしてしまいました。
「極冠」「氷」とは火星の話でした。↑のツッコミの「金星」はすべて「火星」と読み替えてください。

素光 (2002-09-18 10:41)

「物理と化学が苦手で地学に疎い」ばかりか、一般常識にまで欠けている事実を露呈しまくる私でした。「大気が二酸化炭素中心」という点だけで綺麗に取り違えてしまったようです。金星表面は高温の世界なんでしたっけ?

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