2002-04-15 ミスの傾向と対策/ひとり歩き/「お見合い」 [長年日記]

[雑記]ミスの傾向と対策

課金ミス発覚。しかし、私は処理したデータを毎月全部チェックしている。そのチェックをかいくぐってミスが発生するのなら、この半年間でこなした全ての処理の精度を疑わなければならなくなる。それはあまりにも、肉体的&精神的にしんど過ぎる。

課金のDBを扱う人間は、私の他には社員1人しかいない。私じゃないなら即ち彼のミスである。私は彼が扱う課金コードをチェックし、それが「間違って入力された」課金コードと連番である事を突き止めた。そして彼にその事実を伝えて確認を促し、最終的には自分の濡れ衣を晴らした。

前の会社で経理にいた時も、私は同じような仕事のやり方をしていた。月次の数字が合わないと、同じ補助科目を担当する先輩社員の処理データを調べ上げミスを発見し、本人に報告し修正してもらっていた。不躾ではない報告を心掛ける程、それは「慇懃無礼」としか受け取られないと学びつつも、私は未だに自分のやり方を変える事ができないらしいと知った。あーやだやだ。

[雑記]ひとり歩き

某話題が広がって、端から見ていて不安になる。発端の発言の意図が全く読めないから、どんな反応が何のひきがねになるかわからないという不安。でも、おかしいと感じた人達がその旨発言し考察を加える姿に、安心を感じるのも事実であり、「多くの人間が触れるべき話題ではない」とは全然思わない。

私が問題に感じているのは多分「最初に投げ込まれたもの」であり、「それに対する対応」ではないからだろう。この辺の感情は漠然としていて、噛み砕いた説明ができない。

他人の傷を遠くから怖々のぞき込むような話題の扱い方は、この辺でやめる事にする。

[読書]お見合い(吉村達也/角川ホラー文庫)

出版社作品概要

吉村達也初読み、と思っていたが、一緒に買った「初恋」が以前読んだ事のある本だった……。

この本の教訓?は、「遊びのお見合い禁止」+α。前半は主人公真由子の頭悪さ加減に「お前なんかどうにでもなれ」と萎えていたのに、後半は本気で彼女が可哀想になった程、怖くて酷い話だった。結婚自体に「新しい世界に飛び立つ」不安があるのに、その過程にも陥穽と恐怖が待ち構えているのなら、私は結婚なんて(略)

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