2001-10-17 ふしぎ遊戯と北寄貝と「悪魔の花嫁」 [長年日記]

[雑記]

課内の全体ミーティングに参加したが、課金の仕事しかしていない私にサーバセンター関連の話はちんぷんかんぷんで、午前中にもかかわらずひどく眠気を誘われて仕方なかった。ひどく眠くなるのも、今の内なら脳の病のせいにしておこう。

仕事帰りに寄った本屋で、ふしぎ遊戯の豪華版を発見。「漫画はコストパフォーマンスが悪いしかさばるから好きじゃない」とか「ハードカバーや豪華版の本も漫画と同じ理由で好きじゃない」とか普段は思ってる癖に、この2つの要素が合体した途端に惹かれまくってしまうのは一体どういう訳か。給料日前だから買わなかったけど。

それにしても、この漫画にハマったのは10年近くも昔の事なんだよなー。あの頃はまだ朱雀の巫女になれ(以下略)

とんでんで北寄貝丼。北寄貝の味は甘海老に少しだけ似ていると思う。

[読書]−魔女の刻4−悪魔の花嫁(アン・ライス/徳間文庫)

一族の祝福を受け、愛するマイケルとの
華やかな結婚式を挙げるローアン。
しかしそれは、悪霊ラシャーが300年かけて
仕組んだ計略の最終面でもあった。

……時間が経てばまた違う感想になるのだろうけど、読み終わった直後の今の気分はガッカリ以外の何物でもない。それぞれの作品で異なる事情が用意されてるとはいえ、「莫大な財産と美貌を持った才知溢れる主人公が己の欲求を抑え切れずに結果的には愚かな行為に走ってしまう」作品ばかり読まされるのはうんざり。しかし結末に辿り着く前までの面白さは否定できず、「くだらない作品」と一蹴してさっぱりする事も出来ない。悶々。