2011-07-05 「転生學園幻蒼録」クリア雑感 他 [長年日記]

「転生學園幻蒼録」クリア雑感

普通の学園モノには興味がないが、学園伝奇モノならば、ファンタジー要素が加わっており、そして余程のマイナス要素でもない限り、手に入れてプレイしたいと考えている。こちら「転生學園幻蒼録」の場合、ネット上では「魔人学園の劣化パクリゲー」との悪評が定着しており、マイナス要素と捉えるに充分ではあった。しかし私は、悪評を承知でプレイ開始した。「私はぬるゲーマーだから、本家との違いが大して気にならない可能性も高い」と考えたことと、そして何より、「~幻蒼録」を買うより前に、続編に当たる「~月光録」を買ってしまっていたことが理由である。恐らく購入当時は、「~幻蒼録」より「~月光録」の、店頭販売価格(中古)が安かったんだろう……。

始めてみると、予想通り、「魔人学園」との優劣の差は、私の馬鹿っ鼻にはたいして響いてこなかった。まず、ネットで最も悪し様に語られていた要素が、「主人公が“空気”扱い」「仲間が“電波”揃い」という、設定及びシナリオの部分であった。これについては、「“空気”が誰の事前期待もなく、人材不足で仕方なしに担ぎ出されていく展開でも一向に構わない」「『地方の霊的都市』という閉じた環境に属する面々が、世間標準的なコミュニケーションセンスに長けていなくとも、特に不思議はない」――と思って終わった。続いてネットで不評だったのが、「愛・喜・友・同・怒・悲・悩・冷・無反応」を選択する『感情入力』の、判定結果が納得しかねる」というものだった。これについては、「魔人学園のも理解できてた訳じゃないし、そもそも、現実の自分も同じ苦労をしているから、まあこんなもんだろう」――と思って終わった。ネットでは他にも、「戦闘SLGパートが難易度低過ぎる」という意見もあったが、ぬるゲーマーである私にはむしろありがたかった。そしてこれらに加えて、登場人物達のキャラ絵は線も色使いも美麗にして、始終細かくアニメーションしており、臨場感があって良かった。

こうして私は、世間の声に反して、概ね満足を得ることができた。勿論、続編の「~月光録」もプレイする予定である。以下、細かい感想を雑多に列挙(Wikipediaだと削除を迫られる感じのやつ)。

  • 自分の学校に自分をまともに相手してくれる人間がほぼ皆無な点について、ゲームとして失望しなかったことと、寂しさを実感したことは矛盾しない。だから私は、そんな自分に目をかけてくれるらしい総代と、そんな自分を邪険にしないでくれる転校生を愛していたのに、彼等は最終的に私(not主人公)を裏切ったしー。でも最終的には(略)
  • 東京に出てきたら、東京の学校の子達は束縛し合わずお互いのスタイルを持ちつつうまいこと連携していたので、さすが都会の人間はスタイリッシュだわーと感動した。プレイヤーである自分は東京の人間であるが、やっぱ思春期を東京で過ごさなかったから駄目なんじゃん?(ヨコハマ言葉で)
  • 幼馴染みの女の、低能というかキチガイというかぶりは、将来座敷牢に入れなくて大丈夫か不安レベル。でも実際には、あのまま普通にふらふらしてて、近隣から諦念でもって受け入れられつつも、最低限の警戒で接されるんだろう感じ。よくよく考えると、男性キャラだったら洒落になってなかった。女が恵まれているポイントの一つ。
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