2011-05-13 眠気覚ましドリンク界の救世主「メガシャキ」(味的な意味で) 他 [長年日記]

眠気覚ましドリンク界の救世主「メガシャキ」(味的な意味で)

私はゲーム好きであり、ゲームが興に乗ると、平日であってもお構いなしに夜更かしをする。加えて、どうやら睡眠時無呼吸症候群である。普段は普通に過ごせているが、寝不足の度が越していたり、集中力を要する作業を長時間続けていたり、体調不良に見舞われたていたりした際には、意識が途切れる瞬間が訪れる。歯を食いしばって意識を呼び戻す孤独な戦いが、およそ30分ほど続く。

ガムやコーラで撃退できない程の強い眠気に対して、カフェインドリンクは文字通り目覚しい効果が期待できる。薬局やコンビニにて、栄養ドリンクよりも随分と小振りなガラス瓶で売られているあれである。欠点は、眠気を取り除いた後に寝不足のだるさがそのまま残ること、胃が重くなること、そして何より味が不味い事である。加糖珈琲の甘ったるさを、煮詰めて濃縮したような味をしている。カフェインドリンクはメーカーによって種類が幾つかあるが、この甘ったるい不味さは共通である。

このように、不味さを避けて通れないと思われていた眠気覚ましドリンク界に、救世主が降臨した。それが、「メガシャキ」である。カフェインと生姜と唐辛子のエキスで目を覚まさせると共に、林檎やレモンの味付けで爽やかに飲ませる。医薬部外品ならぬ炭酸飲料であるから、この味の良さの裏で、覚醒作用が幾分犠牲になっているには違いないが、少なくともこれまでのところ、「飲んだのに効かなかった」ということはない。

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