2010-11-12 あわぜんざい@みはし 他 [長年日記]

あわぜんざい@みはし

荻窪ルミネの地下入り口辺りに、何処かの和菓子屋が期間限定出店していた。仕事帰りに前を通りながらショーケースを素早くチェックすると、豆かん等の定番商品が並んでいる内の一画が、常にぽっかりと欠けていた。つまり、私の帰宅時間には既に売り切れる程の人気商品が、そこに陳列されていた筈な訳である。友人の目撃情報によれば、その商品はずばり「あわぜんざい」という話であった。と言っても、友人が目撃したのは「あわぜんざい」そのものではなかった。「あわぜんざいを是非とも取り置きしておいてくれ」と店員に食い下がる客を見掛けたんだそうである。

「あわぜんざい取り置き迫られ事件」を聞いた私は、そこまで人を駆り立てる「あわぜんざい」を是非とも食べてみたくなったものの、同じようにして店員に食い下がる勇気?は持ち合わせていなかった。平日休みの日の朝にルミネを訪れて買った。「あわぜんざい」は、買った時点では不透明な容器に入っており、普通のぜんざいと何ら変わりなく見た。特別な代物であって欲しい私の期待が叶えられないかも知れぬ不安を感じたので、保険として、大好物の「豆かん」も買って帰った。

家に提げ帰った「あわぜんざい」は、指示通りにレンジで加熱して食べた。ぜんざいであるからして、まずは熱々の餡子があり。その下に、うす黄色くてねっとりとした粟が現れた。ねっとりしていながらも、餅に比べて随分と軽く、口溶けが良く、穀物の風味がある。ぜんざいとして食べるには、餅や白玉よりも美味しかった。「粟」なんて、かつては米以下の扱いを受けた雑穀である筈なのに、何故こうにも美味しいのかと疑問に感じて簡単に調べてみると、値段は今や、米よりも贅沢な穀物であった。かつての雑穀とは銘柄が違うのかも知れない。これだけ美味しいなら、ぜんざい以外にも他の食べ方を見つけ出して、贅沢飯として時折食べたい。――とか言いつつ、これを書いている今の段階では、「粟」と「きび」を頻繁に取り違えていたりするのだが。

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