2010-04-26 「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」クリア雑感 他 [長年日記]

「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」クリア雑感

「暁月の円舞曲」をクリアした私は、その後続けざまに、続編「蒼月の十字架」も入手する事ができた。ベスト版が発売されている関係か、或いは、子供向けを狙い過ぎて半端なダサアニメ絵柄になってしまい愛着を持たれず手元に据え置かれないからか、中古市場に割と潤沢に出回っている模様である。嬉しさ半分、切なさ半分。

シナリオ
普通の男子高校生に戻った筈だった来須蒼真が、新興宗教の女教祖に目を付けられ絡まれたので、後難を振り切るべく、その宗教の施設に自ら乗り込んだところ、前作で知り合った仲間達もそれぞれの思惑でその場所に集まっており、彼等から力を借りたり情報を得たりして女教祖を追撃する――という感じ。気が付けば、ドラキュラはあまり関係なくなっていた。言い換えれば、来須蒼真及び周辺人物のキャラが立って、ドラキュラに頼らなくとも作劇できるようになったからなんだろうけれども、吸血鬼が好きでこのシリーズに手を染めている側からすると、ちょっぴり寂しい。
システム
「タクティカルソウルシステム」を継承。敵を倒して入手した「ソウル」を装備し分け、能力値を上げたり特殊攻撃や特殊動作を行う点はそのまま、一部のソウルについては、入手数に応じて能力値の更なる上昇や、特殊攻撃の強化が為されるようになった。前作での、「ソウルが複数集まってもまるで無駄……」というやるせない気持ちの行き場ができ、逆に、全てのソウルをMAX集めるまで励む、やり込み派達も誕生したものと思われる。私は残念ながら、全種類のソウルを集める意欲はあっても、全種類のソウルをMAX集めるまでの根気は湧かなかった。
また、集めたソウルは装備する以外にも、特定の武器と合成?して強い武器を作成する材料ともなり、そちら方面でのやり込み要素も派生した。私は残念ながら、武器は城内探索中&敵戦闘後に得られる範囲で充分であり、武器合成方面への興味は湧かなかった。
マップ
裏面なしのMAX100%設計、継承。隠し部屋の在処を逐一教えてくれる、ピーピングアイのソウルも健在。ピーピングアイのソウルを入手するのに時間がかかったのが、最初の難関であった。そして、空を飛べるようになる前の、巨大ふりこやら棘々だらけの部屋の存在が、最大の難関であった。敵は、苦労して何度か倒している内に経験値が手に入って微々たる前進ができるけど、部屋のトラップは何も得られないからとても嫌い。
戦闘
ソウル集めに励むあまり、レベルがぐんぐん上がる仕様は前作と共通。しかし、雑魚敵から中ボスに至るまで弱点&耐性が細かく設定されたからか、前作のような単純な力押しは通用しなくなった。ソウル集めを狙っての雑魚敵大量虐殺段階でさえ、相手に最も有効な特殊攻撃を考えなければ効率が悪く、中ボスは中盤辺りから、パターンや弱点を見抜いて上手に立ち回らないと倒せない仕様となっていた。おかげで、アクション下手な私は自力クリアできず、何度か友人を頼る羽目となった。しかし、「ファットスローターのソウルを装備してフランケンを殴るとすぐ死ぬ!」といった発見の愉しさは理解できたので、例え自力でクリアできなくとも、戦略性があって多少は難しい方が面白いだろうとも考えている。なので、どうか許してはもらえまいか(私を取り囲んでいる、目に見えない糾弾者に向けて)。

NDS版ドラキュラは、これで1作クリア。現時点で発売されている残り2作品にも、いずれ手を出す予定。残り2作品は、「蒼月~」以上に難易度が高いという評判なので、触れる前から自力クリアは諦めている。「サークルオブザムーン」よりも難しいと、遊んでいて愉しくないレベルになりそうなので、そこはちょっと心配。

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