2007-07-15 火に縁のあった一日/萌え猫&アニマル/はてブより [長年日記]

[雑記] 火に縁のあった一日

友人宅の台所で、火の海を目撃した午後。友人が、私のリクエストしたハーブティーを煮出そうとやかんを火にかけつつ、ほぼ使い切り状態のガス缶をゴミに出す前に完全に中身を出し切ろうとして、台所の流し台内に召還した。鈍臭いこの私が、脳内に何らかの言語を浮かべる前に大きく後退ったぐらいに、火の脅威というのは本能とか反射レベルに刷り込まれているらしかった。炎は友人の体毛の極一部だけを慎ましやかに奪い去り、一瞬後には自然鎮火した。火災報知器も発動しなかった。

某焼肉チェーン店で、炭火鉢が肉の身を捩らせ焦がす仕事ぶりを監督した夕。血が足りないと感じる今日この頃、栄養学的な話は知らないが、私の思い込み的に「血が足りない時は肉を喰え」。肉の質は問わない。安楽亭レベルで構わない。血の色した肉を(本当は生肉が好きだが生で食べられる肉は高いので半分以上仕方なしに)火を通して食べると、不足している血を補えたような錯覚に陥れて、翌日には元気になれる。そういう訳で、安い焼き肉をもりもり食べに出掛けた。あいにく安楽亭が近場になく、他の某焼肉チェーン店に行った。

本題である「足りなかった血を補えたような錯覚に陥る」は充分にクリアできた。それから、おろしにんにくがたっぷりのったにんにくハラミは美味しかったし、カシラ(塩だれ)もホルモン(味噌だれ)も充分食べられた。しかし、全種類ではないが一通り食べたその他の肉については――正直愕然とした。BSE騒動を受けて、肉の流通とかを切り替える羽目になったりして、それで肉の味が(安楽亭以下にまで)落ちてしまったのだろうか。それとも、ここ何年かで私の舌が肥えたのだろうか。或いは、店舗によって肉の質が激しくバラつくのだろうか。とにかく、この某焼肉チェーン店を今後利用する事はないだろう。私にとって残念ながら。

近場の公園で、暗闇に浮かぶ線香花火の炎を眺めた夜。家への帰り道、居酒屋客引きの若い店員から手渡されたチラシには、線香花火の束がついていた。なんて気の利いた素敵な粗品。早速その足で公園へと向かい、水場近くのスペースを確保して、火を点けて観賞。線香花火は、火を点けて最初の頃の分岐炸裂する元気な火花よりも、燃え尽きる寸前のゆったり孤を描いて落ちる熟し切った火花のほうが美しい、と思う。1本ずつのんびり観賞していたら蚊に見つかって攻撃され始めたので、途中から2本ずつ火を点けて消化した。

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くつろいで遊んでまたくつろいで(うちの雛さん)・冷蔵庫。(烏森口の女王)・赤鼻の一匹赤猫! (The Greek Cats)/YouTube“もろこしキャット”エルエルより)

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階段で固まるチワワ(へにょへにょ日記)・幼少時より(未読メッセージはありません)/「噴水で見つかった小さなワニが街の人気者に」(GIGAZINE)・「福州:猛暑にたまらず、思わず『穴パンダ』」(中国情報局)

「ほくろの多い人は長生き!?」(新華社News→livedoorニュース)

ほくろが100個以上の人は25個以下の人と比べて、「細胞の老化と共に分裂能力を失う」テロメアが長い=老化が遅い、との研究結果。私も多め故長生きしそうだが、直射日光まともに浴びて皮膚癌リスク一層高めてて微妙。

「Fare thee well,日記才人」(D-5 出張版)

日記才人(旧・日記猿人)の歴史を、最後のスタッフとなったdaisuke氏視点でまとめ。運営補助については、daisuke氏がコード書きを(確か)要求していた段階で、一般利用者層とのズレを感じていた(良いor悪いでなく)。

「10代の女の子たちが『ケータイ小説』にハマる理由」(活字中毒R。)

携帯小説愛読者の“リアル”=「ちょっとグロい現実の話が、もしかしたら近くであるのかもって思うところ」「私は知らないんだけど、隣のお姉さんはよく知ってる、みたいな?」らしいので、平山夢明の携帯展開推奨。

「光と影の戯れで描かれるハードボイルドな世界『ルネッサンス』の監督が語る」(cinemacafe.net)

「グレーも使わず白と黒の2色だけで製作」した長編アニメ映画、話は「2054年のパリを舞台に繰り広げられるハードボイルドな世界」。登場人物の“才色兼備な若き科学者”“狂気に魅入られた元天才技師”に興味が湧く。

「ヘルシーで人気、アジアンかき氷 韓流・華流・ベトナム流…」(FujiSankei Business i.)

小豆・韓国餅・果物を載せた上から五味子茶をかけた韓国風、マンゴーをふんだんに使ったタイ風、豆・芋・とうもろこし等の善哉に果物・白玉・緑豆餡・砕いた氷を載せたベトナム風。日本風もアレンジ加えて巻き返せ。

「お菓子で作るジオラマ」(デイリーポータルZ)

「ジオラマ用の草とちぎった抹茶カステラが似ている」発見から生まれた“妖怪墓場”。条件:「菓子」から外れたのと引換に高い再現性を得た蒟蒻墓石。ただ妖怪が出る墓場にしては、草の勢いが大人し過ぎる気はする。

「我家の小さな食品問題」(鈍ラ・エクスペリエンス)

中国を始めとする信頼の置けない食品の数々、一転して最も信頼が置ける食品――に潜む試練。「水に浸ければ放射能は抜けるから大丈夫」と、東海村被曝圏内で採れたジャガイモを親から送られた友人の話を思い出した。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
air (2007-07-29 23:48)

友人宅での火、危ないですね!大事に至らなくてよかったです。しかし、なんだかこの日の雑記は「濃さ」を感じました。

素光 (2007-07-31 07:22)

普段は一つの出来事を引き延ばす書き方をしてるところを、この日は逆に一日の出来事を圧縮して書いているから、でしょうか?<「濃さ」

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