2007-07-12 萌え猫/はてブより/「コワイ女」 [長年日記]

[動物] 萌え猫画像

子猫を保護する(アポロとチョコの優雅な日々)・またたびの威力(ほんわかにっき)・お尻隠して頭隠さず?(レオンちゃんとパンダ日記)・ぽちもん脳内(まるまるかじつ にゃんぽち&しなもん日記)・えー・・・(ねこなど)

「仰天! 段ボール紙詰めた肉まん販売 比率は約6対4」(サンスポ)

北京の露店複数で、「苛性ソーダに浸して黒変させてから煮込んで柔らかくした」使用済段ボールを、豚肉に過半数混ぜ合わせ肉まんの餡にしていたとか。他blogの再現調理期待。痛いニュースより。

「市原隼人、悪ガキ高校生!人気ブログ映画化」(スポーツ報知)

「悪ガキ高校生達が駐在相手に様々な悪戯を仕掛けるが、ある事件をきっかけに劇的な展開を迎える」物語。初めて知ったblogだが、“一部架空”を表明してある分アンチが湧きにくそうと思った。→ぼくたちと駐在さんの700日戦争

「東京シティビューに巨大アクアリウム」(時事ドットコム)

※キャッシュ※ 展望台に設置した水槽を通して、水槽内の水平線と東京の地平線が重なる様を眺める等する仕掛け。気になるが、アクアリウム見るつもりがカップル見て終わりかねなげ。→六本木ヒルズ「スカイアクアリウム with ペリエカフェ」

[VIDEO・DVD] コワイ女

TSUTAYA online 作品紹介

「コワイ女」と会ってしまった人々の物語3篇をまとめたジャパニーズホラー。これが「コワイ男」だと物理的暴力の香りが避けられず、私が苦手とするスプラッタ系になるんだろうな、と今何となく思ったので書いておく。

テケテケ(主演:中越典子/監督:雨宮慶太)
婚約者と会った帰り道、マンションの近くで何らかの事故に巻き込まれた女性。意識を取り戻した後にこそ、彼女を襲う恐怖。
「コワイ女」は赤い服を着ている。てっきりサイコ系と思い込んで、ヒロイン演技が時折妙に大仰になるのを軽く嘆息したり、ラストの台詞を勝手に聞き違えた結果(実際聞き取りにくい)、安易な循環シュール系オチと思い込んで、激しく嘆息したりしてはいけない。また、ヒロインの行動に時間軸を当て嵌めて真面目に考え込んでもいけない。この作品は、都会の風景にうまく嵌め込んだ古典的怪談であり、語られているのはヒロインの主観であり、客観的判断は不要だろう。
鋼-はがね-(主演:柄本佑/監督:鈴木卓爾)
気分屋な社長と二人きり、自動車整備工場で働く青年。社長に強く誘われ彼の妹とデートする事になった青年が、当日迎えに行った家で出会ったのは。
「コワイ女」は頭から腰まで麻袋をスッポリ被り縄を巻いて密閉し、見事な脚線美だけを世間に披露している。このヒロイン?造形だけでもう素晴らしい。“下半身だけの女”を想像した時、それが理性を持たない欲望の塊という異形であるとの認識までなら、私レベルでも浮かぶ。しかしそれを脳内ででも映像化した時、「上半身を麻袋で乱暴にくくるだけ」という、現実に再現可能なのに(或いは「故に」)ひたすら気持ち悪い造形が浮かぶだろうか。私には浮かばないので、この一点だけで感嘆し素直に物語の虜に従した。作品はそのアイデア一点にのみ頼る事なく、視聴者が言動を確認し感情を読み取る事ができる他の登場人物に、気弱で口下手な主人公&感情の起伏が底知れない印象の社長を配し、妹の恐怖と一抹の愛らしさ?を最大限引き出している。
うけつぐもの(主演:目黒真希/監督:豊島圭介)
一人息子を伴って、病気の母親だけが一人きり暮らす実家へと戻った女。蔵の中で1枚の掛け軸を見た日から、彼女の様子は急変し、息子を不安と悲しみと恐怖に陥らせる。
「コワイ女」は、着物を着ている。“深すぎて狂気に堕ちる愛 ”とそれへの恐怖がテーマだろうか、しかし掘り下げが甘いので(途中で予測できてしまうぐらいのオチにゆっくり向かうばかり)、“精神疾患と母子家庭へのそれぞれ旧い偏見”レベルで留まってしまっている感。小道具の巻物に描かれた絵に視聴者を圧倒させる迫力があれば、こちらの受け取り方も違っただろうが。或いはもしや、「こんな変哲もない代物が引きがねとなり得る」母の愛の危うさを表わしたかった?

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