2006-04-28 現代植物画の巨匠展/HUGE「チキンカレー」/萌え猫/はてブより [長年日記]

[雑記] 現代植物画の巨匠展 −ボタニカル・アートのルネサンス−

電車の車内広告に心を撃ち抜かれ、日々の雑事で忘れ去る前に観に行ってきた。

「植物細密画」は、一言で言い表すなら“生物学と美術の融合”であると思う。

対象となる植物の特徴を捉えて記録するべく、詳細を観察し、精緻な描線でスケッチし、描線と同じぐらい緻密なタッチで色をのせる。しかしただ写実的であれば良いのではない。花の立体的な構造を示す為に複数の角度から描いたり、つぼみ・花・果実等と時期に応じて移り変わる状態を1枚の絵に収める、等の工夫が凝らされる。

その際には、絵としての構図も考慮される。科学的な視点で分析された1つの植物の情報が、可能な限り余すところなく歪みなしに伝える事を主目的として再構成されている。

芸術を解する眼を持たない私にもこれらの絵画は大変理解しやすく、偏執的とさえ言える観察眼と再現力に感嘆し堪能して帰った。

行ったついでに常設のゴッホ「ひまわり」を観てきたが、逆に私はこういう芸術性が高いとされる絵画を見る目がない事実を再認識させられた。今まで写真図版で眺めた事のある「ひまわり」は、黄色の濃淡がなかなか美しいと思っていたのだが、現物を見てみたところ濃淡だと思っていたのは油絵の具の盛り上がりによる陰影だった。写真図版で見る方が綺麗だなあ、と思ってしまった。

[食べ歩き] HUGE チキンカレー

2回目の利用。前回行った時に辛さ控えめのキーマカレーを食べて、「この店のこの味付けならば辛いカレーも美味しく味わえそう」と感じ、「次は臆せずに辛いカレーに挑戦してみよう」と心に誓ったその通り、今日はチキンカレーに挑戦。でも一応は保険として、スパイシーだけど辛くないと言う野菜カレーもトッピング。これぞチキン。

で、そのチキンカレーだが、ココナッツのまろやかな口当たりと爽やかな酸味の後からゆっくりと押し寄せてくる辛さが、覚悟していたとは言え耳の奥がツンと痛くなるほどの刺激で、でもスパイス全体の調和が取れていて美味しくて、辛いけど美味しいけど辛いけど美味しいけど(以下エンドレス)。豆や芋が舌に優しい野菜カレーを箸休めにしつつ必死に食べ進め、見事完食した時の達成感は素晴らしかった。

もしかすると皆、この達成感を目当てに敢えて辛いカレーを食べるのかも知れない。辛いカレー好きの気持ちは理解できる気がしたが、でも私は無意味に突き抜けて辛いカレーはやっぱり食べたくない。ここHUGEのカレーみたいに、辛さが全体の味の中で調和していないと。

[動物] 萌え猫画像

直角な猫(にゃんげる係数(4月28日付))・ケンシロウvs油断。(世界はニャーでできている。)・scare the catAnimal news経由、sasapong’s roomより)・名人戦の季節(タクミノセカイ。)

「氷に活ロブスター載せる展示は虐待、伊で飲食店に罰金処分」

生きたロブスターを氷の上に乗せるのは、ゆっくり窒息させる虐待行為である――との判決。動物愛護主義者が動物と同じぐらい人間にも優しくしているのなら、イタリアは素晴らしい国だと思う。

「メンドリがある朝オンドリに!」(Tokyo Fuku−blog)

「性転換は男性ホルモンの増加によって1/10,000の確率で起きるという」。トサカが生え早朝鳴き、♂と喧嘩して♀と番おうとする等、完全な性転換。びっくりする以外にない。

「ミニブタとウサギ仲良し 掛川のおもしろ農園で」

ウサギがミニブタの囲いに侵入接近、背中に飛び乗るほど仲良しだとか。背中に乗ってる写真が見たい見たいー。

「カモシカの赤ちゃん誕生 『サトコ』7度目の出産 田辺市」

「母親の『サトコ』(10歳)は7度目の出産となるが、これまで生まれた6匹は、腸炎などで数ヶ月以内に死んでいる」らしい。赤ちゃん頑張れ。

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