2005-11-10 ノロイの奥歯・3/ニュースいろいろ/自アン系〜「美味いけど下衆な食べ物コン」 [長年日記]

[雑記]ノロイの奥歯・3

前回の治療の翌日か翌々日に歯磨きをしたら今度は金属の欠片が取れてきて、またもやその後の歯磨きがビクビクだったり、その内に歯茎がパンパンに腫れてきて、通院に至った時のような激しく疼く痛みはないけれどでもそこそこ痛んだり、そんな状況で3回目の通院の日を迎えた。

前回は麻酔無しで痛み無く治療してもらえたから、今回も大丈夫だろうと診察台に気楽に横たわったらば、患部を一目診た医師は顔色を曇らせ「病巣が広すぎて膿が抜けていない」「出せる時に膿を出してしまいたいので我慢して下さい」と言いながらそのパンパンに腫れた歯茎を指でグイグイと押すものだから、あまりの痛みに悶絶し診察台で身体を硬直させる私。そこに追い打ち、「ここまで病巣が広がっているとなると、やはり抜かなければならないかも知れません」。

「できるだけ削らない・抜かない」が売りの歯科でそうまで言われるのは余程の事態なのだろうけど、抜くのであれば初っ端の痛みにのたうちまわっている時にさっさと抜いてほしかった。一度期待を持たせておいてあんまりだ。酷い。でもよくよく考えればこれは自業自得だから仕方ない。

前回の治療で施した金属の仮の蓋を外して再び大きな綿球を詰め、抗生物質と痛み止めを処方されて今日は終了。いちばん最初の処方に戻った形。この抗生物質(3日連用)でも腫れと膿がひかなければ、「更生の見込みなし」と見なされ、私は左上奥歯と永遠のお別れをする事になるんだそうである。

[動物]萌え猫画像/脱走暴走ダチョウ&泥酔暴走ヘラジカ母子

萌え猫画像 港の見える丘公園のニャー。(世界はニャーでできている。)・にゃんぽちみだしなみ(まるまるかじつ 子猫成長記録)・バージョンアップ猫柄(猫またぎ)・あくび2連発(うちの雛さん)・新猫現る!(烏森口の女王)・郵便物(タクミノセカイ。)・肉球触るかニャ?(教官不定期日誌)

海外暴走動物 「体重300キロの大ダチョウが脱走、ベンツをブチ壊す!」(海外ボツ!News)・「『酔っぱらい』シカ2頭、老人養護施設敷地に『乱入』」sea of tranquilityより)

1件目、体重300kgもの巨大ダチョウが檻から脱出し暴走、パトカー2台の追跡を振り切りベンツに飛び乗ってトランク部分とバンパーを破壊したが、抵抗も空しく3時間後に2km離れた場所で取り押さえられた、との記事。

2件目、発酵したリンゴを食べた母子のヘラジカが老人養護施設の敷地に乱入、リンゴをもっと欲しがって居座った為、ハンターと犬に追い払われた、との記事。

[食べ物]大田原牛の10万円ステーキ/各務原キムチ/チョコのファッションショー

「味はモウたまらん、32万円ステーキおごり強要」ポ☆ニュー)(→関連:大田原牛大黒屋総本家大田原 牛超 麻布十番本店気まぐれ者の部屋(11月10日付)より)

事件そっちのけで、「通常の和牛よりも1−2年長く肥育されることから、脂肪融点が低く口の中に入れた瞬間、溶けてしまう」という大田原牛の10万円ステーキが気になったが、同じ事を考えた人が既に店の目星まで付けてらした。

10万円のステーキは、それこそ他人を脅かして奢らせでもしない限り手が届かないので(そして逮捕される)、最低ランクの品なら幾らぐらいかと思って見てみたが、首都圏内の麻布の店舗は何と1万5千円スタートだった。とても手が出ない。うんと奮発しても、ランチセットの180gハンバーグ(3千円)orビーフカレー(3千円)orビーフシチューセット(3千6百円)がせいぜい。スゴイ世界もあったものである。

「町おこし:『各務原キムチ』開発 12日から販売、市内認定42店舗で/岐阜」(→関連:各務原キムチ

「ニンジンと松の実が入った香ばしい味が特徴」らしい。韓国産キムチの安全性に不安が生じている昨今なので、国産キムチには是非頑張ってもらいたい。

「ファッションショー:美味しそうなコレクション」sea of tranquilityより)(→関連:チョコレート製ファッションの写真特集

チョコで作られた洋服やアクセサリーのファッションショー。チョコによるボディペインティングなんてのもアリ。美味しそうだけど、ベタベタに溶けそう。

[自アン系]「美味いけど下衆な食べ物コン」

自アン+ 美味いけど下衆な食べ物コン(※箱消滅済※)

ハンバーガーは殿堂入り

面白かった薀蓄をメモ。握り寿司項↓

都の熟れ鮨が食べられなかった江戸の貧乏人共が、その噂から酢と飯と生魚を混ぜて握り締めたのを
「寿司」と偽って売りつけたのが始まりのジャンク。
今では薀蓄を価格に乗せて高級感を売りつける、さながらイミテーションジュエリーのような食い物。
昔はそこら辺に打ち捨てられてた素材であるマグロを使ってるからな…項作の言ってることは否定しきれないかも。
特に寿司とは切っても切り離せないマグロだが、「慶長見聞録」では
「身分の低い人でも口にしようとしない」という程ひどい扱いを受けていた魚だし、
関西や四国ではマグロをシビと呼び「シビ=死日」で忌み嫌われていた。
そんな魚使ってる食べ物は、当時の上流階級の人にしてみれば、下衆な食べ物と
みられていても仕方あるまい。それに寿司は元々立ち食いだったし、
現在でもにぎり寿司を、お好みで召しあがるお客様を
「立ち」のお客様と呼ぶのはこの為。
立ち食いの上、不吉な魚を使用している寿司は、上流階級の人々にとっては
下衆な食べ物と映ったことでしょう。

つまり「握り寿司の正統スタイルは回転寿司」という事か。次、天麩羅項↓

旨きはあっても品格無し
君の歌は天麩羅なり旨きは旨きも品格なし だっけ?
歌、文?

ぐぐってみた。下痢で苦しんでいた歌人島木赤彦が、同じく歌人の伊藤左千夫に酷評された時の言葉で、「腹が痛いので日を改めてくれ」との島木赤彦の頼みを「腹痛ぐらい我慢して聞け」とはねのけた伊藤左千夫は、その数日後に脳溢血で死んだらしい。つまり「天ぷらと下痢を軽く見ると命を落とす」という教訓か。

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