2005-03-01 ニュースいろいろ/日記才人投票ボタン実験の感想 [長年日記]

[動物] 萌え猫画像/萌えアニマル画像/アメリカオオナマズの特定外来生物指定入りに漁業関係者が反発/白鳥空の受難相次ぐ

萌え猫画像 「そこは見たらダメニャ〜!!」(教官不定期日誌(3月1日付))・ふぁーが好き(アポたんとチョコの日記(3月1日付))

萌え猫画像メモがマンネリ化している気がしたので、試しに日記才人で発掘した猫(+その他動物)日記を幾つか巡回サイトに加えてみた。

萌えアニマル画像 ごくごく(ハムスター/ほんわか写真日記(3月1日付))・「多摩動物公園でコアラのタムタム死亡 22歳、老衰で」「騎馬オペラ劇団『ジンガロ』の20頭、成田に到着」(→関連:Zingaro(以上2件、ミオン動物園(3月1日付)より)

「<ナマズ>特定外来生物指定R入りに賛否論争 漁業関係者」

北米原産であるアメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)の「特定外来生物に指定が見込まれる生物」選定に対し、霞ヶ浦及び飛騨市の漁業者が反対の声を挙げている、との記事。

生態系に悪影響を及ぼす外来生物として悪名高いブラックバスとの違いは、このアメリカナマズの場合「程良く脂が乗った白身の評判は上々」「飛騨市では『河ふぐ料理』として名物料理に定着」といった具合に食用に適している点のようである。しかしそれを規制反対の理由にできてしまうのなら、ブラックバスは食用には適さなくてもスポーツフィッシングの又とない獲物として一部業者に利益を落とすので同様に規制反対の口実たり得てしまう。

記事には「生業に利用されている生物は、外部に逃げ出さない環境が整備されていることを条件に、飼育などが認められることになるのではないか」との環境省の見通しが示されており、どちらの場合もこれを適応されるのが無難に思える。

[食べ物] ソイラテ豆腐挑戦レポート/アブサン正式解禁

「ソイラテ豆腐はできるのか」

市販の豆乳飲料ににがりを加えて変わり豆腐を作る試み、であったが、調整豆乳からは豆腐ができず、全て失敗してしまったというオチ。無調整豆乳であれば、にがりを加えて電子レンジで加熱するだけで、1分程度の所要時間で出来たての豆腐が味わえるそうである。今度暇な時にでも試してみたい。

「禁制の酒、アブサン正式解禁=19世紀から欧州で大流行−スイス」

幻覚症状を起こすとの理由で1世紀近く禁止されていた蒸留酒「アブサン」が、今月1日正式に解禁された、との記事。

現在出回っている「アブサン」は、ニガヨモギの代わりにアニスを用いた代用品らしい。アブサン解禁と聞いて是非一度は本物のアブサンを飲んでみたいと思う私であるが、良く調べないで入手しようとすると間違って代用アブサンを掴んでしまいそうである。詳しい商品リスト付の通販サイトとか登場してくれると有り難いのだけど、どうだろう。他力本願おめ。

[その他] 死体アート工場/ディカプリオ版「アレキサンダー大王」

「ドイツ人がポーランドに死体アート工場建設?」

プラスティネーション処理した人体の展示で世界的に知られているらしいドイツ人アーティストが、ドイツとの国境近いポーランドの町にプラスティネーション工場を建設しようと計画している、との記事。

「プラスティネーション処理した人体の展示」とは、東京でも行われた「人体の不思議展」がちょうどそれに該当すると思われる。しかし日本のそれは、記事で評判を読んだ米国版のそれ(→当日記2004年9月14日付参照)とは違い、物議を醸し出しかねない形の展示ではなかったと思う。米国版を主催したというドイツ人医師は、恐らくこの記事のドイツ人アーティストと同一人物だろう。

「ディカプリオ主演『アレキサンダー大王』が復活?」

コリン・ファレル主演&オリバー・ストーン監督の「アレキサンダー」が先に出来上がった?為に制作中止となっていた、ディカプリオ主演&バズ・ラーマン監督版の「アレキサンダー」は、ストーン版の酷評を受けて復活する運びである、との記事。

二流っぽさ&情けなさが売りのコリン・ファレルよりはディカプリオのほうがアレキサンダー大王的カリスマを備えているような気もするし、個性が強い分全然あわないような気もする。パズ・ラーマン監督という人は初めて聞く名前なので、どんな作品を撮っている人か調べてみたら、「ムーラン・ルージュ」の人だった。

[日記読み] 日記才人投票ボタン実験の感想

日記才人とテキスト庵に於ける実験(kasa’s legitimate square(2月28日付)他)を読んで。

日記才人やテキスト庵に参加している人達の中で、日記才人の得票ランキングアクセスランキング、テキスト庵であればアクセス庵の順位をチェックして一喜一憂している人は、恐らくさほど少なくはないだろう。そういった人達が、世間の反感を買わないようにひっそりとor人目を気にせず堂々と、投票ボタンのクリックやリンク先への移動を呼びかけたりしている中、KASA氏は「閲覧者へ働きかけたところで実際に現実評価との乖離は発生しないのではないか?」との推測と「サイト管理人に対して直接的ではないアクションを起こす事に対してはどの程度の心理的抵抗が有るのだろうか?」との疑問に基づいて、実際に読者への協力を呼びかけた。

私がこの日記を書いている時点では、日記才人の実験結果のみが発表されているのだが、KASA氏の予想とは裏腹に普段の倍以上の票を得たとの事。読みながら、「これでは投票ボタンの設置方法を巡って論争が起こるのも肯ける」と思った。しかし続けて、「票を沢山集めたからといって、その票はそれ以外の何かをもたらすのだろうか?」という疑問も沸いた。得票ランキングにしろアクセスランキングにしろ、上位に示される事で日記のアクセスが増えるのであれば、大抵のサイト運営者は自サイトを多くの人に読んで欲しいと願っているものらしいから、得票数の多さが運営者に利益をもたらすと言える。しかしそうでないならば、得票数は「私は日記才人の中でこれだけ人気者です」というだけの指標に過ぎない。得票がどの程度アクセスに還元されるかによっても、票の重みは変わってくるだろう。投票ボタン付フレームページ利用の為に日記才人経由のリファはひとまとめでしか見られず、それ以前に得票ランキングリストに入っているんだかいないんだか程度の私には得られないデータなのが残念である(票数が少ないのは大して残念ではない)。

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