2005-02-17 ニュースいろいろ/「発狂する唇」 [長年日記]

[動物] 萌えアニマル画像/ジャイアントパンダの生息域拡大

萌えアニマル画像 上野パンダ 平日写真更新UP!Blog 癒されて下さいポトチャリポラパ(2月17日付)より)・「世界で最も奇妙な哺乳類→衝撃写真と解説見てね!」(星鼻モグラ/※割とグロ注意※/知識の泉 Haru’s トリビア(2月17日付))

2件目、ウミウシやイソギンチャクの類が好きな人なら平気かも。

[医療・健康] 1日1杯の珈琲で肝癌リスク半減?/汚れた空気で胎児の染色体異常増加/「若い血」の注入は老いた肉体を若返らせる?

「コーヒー:1日1杯で肝がんリスク半減 厚労省研究班」sea of tranquility(2月16日付)より)

珈琲を毎日飲む人の肝癌発生率は飲まない人に比べて半分程度、との調査結果。珈琲に含まれる抗酸化作用成分が肝癌予防に効果がある可能性もあるが、「肝機能が悪いと珈琲を飲む量が減る」だけである可能性もあるらしく、つまりはっきりした事はわかっていないようである。

「珈琲を飲めば肝癌が抑えられる」かどうかは定かでない以上鵜呑みにはできないとしても、「珈琲を飲む量が減ったら肝機能が落ちている」は頭の片隅に置いておくと自分の健康管理に役立つかも知れず。この説自体がガセであれば意味がないが。

「最新医学における《若い血》の意味」

年老いたネズミと若いネズミの血液循環を連結したところ、若い血を注入された年老いたネズミの筋肉の回復に著しい進歩が見られ、古い血を注入された若いネズミは逆に筋肉の回復に時間がかかるようになった、との実験結果。この回春?効果は筋肉だけでなく、肝臓にも影響が出るそうである。

記事では冒頭に「ドラキュラ伯爵は案外正しかったのかも」と書いているが、ここで引き合いに出すなら人間の首筋から血を吸う正統派吸血鬼のドラキュラよりも、次から次へと若い娘の生き血を絞っては自らの体に浴びて若返りを試みたというエリザベート伯爵夫人のほうがふさわしいかも。

[その他] 茨城の地震は東京直下地震の予兆?/「エターナル・サンシャイン」/無料版で画像3GBの大容量「gooブログ」

「不気味な予言? 未明の震度5弱、東京直下地震大丈夫か」sea of tranquility(2月16日付)より)

16日早朝に起きた震源地茨城県の地震が、近い将来起きる予定の首都圏直下型地震の「ドーナツ現象の一部」ではないか、とする説。ドーナツ現象とは、長時間地震が起きていない(=いつか大地震が起こる)空白地域の周辺地域で地震が次々?起こる現象だそうで、大地震が起こるしばらく前にはドーナツ現象も止むのだそうである。つまり首都圏で大地震が起こる前兆かもしれないけれども、今日明日に差し迫っての心配はない、といったところだろうか。

この説が正しいかどうか定かではないが、注意を心がけるに越した事はない。注意を心がけるに越した事はないが、注意したからといって必ずしも上手く災害を切り抜けられるものでもない……。

「ジム・キャリーら出演の映画『エターナル・サンシャイン』公式サイト」(→関連:エターナル・サンシャイン 公式サイト

失恋の痛みを消す為に、恋人との思い出を消去しようと決めた男性の話らしい。ジム・キャリーがこういう筋の映画に出るというのはどうもピンと来ないけれども、その(私にとっての)意外性も含めて興味の湧く映画。

「『gooブログ』が容量競争に終止符!? 有料版が最大1TB、無料版も3GBに」琥珀色の戯言(2月17日付)より)(→関連:gooブログ

「無料版3GB」と言ってもテキスト容量ではなく画像容量の話で、テキスト容量は無制限との事。最近は何処のblogもテキスト容量無制限らしい。すごい時代になったものである。

[VIDEO・DVD] 発狂する唇(主演:三輪ひとみ/監督:佐々木浩久)

TSUTAYA online 作品紹介

ホラーブームの先駆けである「女優霊」「リング」と同じ脚本家の「カルトな人気を誇るホラー映画」である、と聞いて「さぞかしハードコアなホラーに違いない」と身構えて観たのだが、カルトはカルトでもアヴァンギャルド方面であった。しかしその、シュールな世界への踏み出し方がとても絶妙で素晴らしいが為に、拍子抜けするどころかそちら世界に引きずり込まれて最後まで堪能してしまった。

まず冒頭、「女子中学生の首を切り落として殺害する」連続猟奇事件の容疑者と見なされて逃亡中の兄の身を案じつつ家にこもる母及び姉妹と、家の周囲を囲んで彼女達の一挙手一投足に目を光らせるマスコミが登場。小学生男子のようにあり得ないぐらい率直なマスコミ陣の挙動に一抹の違和感を抱きつつ、しかし状況の陰鬱さと緊迫ぶりに「気のせいだろう」と割り切って見過ごすと、次に妹が助けを求めた先はあやしげな女霊能者。ここでちょっと顎が落ちかけ、でも女霊能者は事件の犠牲者である少女達を使い魔に真犯人を探し始めるので、「まあホラー映画だしこういう展開もアリかな」と自分を納得させるのだが、女霊能者の助手(男)が一家の母親に手を出した挙げ句に今度は母親に命じて姉の上半身を押さえ込ませてレイプしたりとやりたい放題繰り広げるのを見て、ようやくこの作品がとんでもなくハチャメチャである事に気付くのだった。

そこから先もいろいろあるというか更に暴走してどんどん突き進んでいくのだが、あらすじを書き連ねていくとそのままネタバレになってしまう。なのでここは、私の記憶に焼きついた場面をキーワードであらわし列記して終わろうと思う→「本人出演カラオケ」「二穴責め&屍姦」「加害者vs被害者カンフー対決」。他の女優&俳優もだが、とりわけ三輪ひとみと阿部寛の体当たりな演技というか仕事選ばないっぷりにとても感心した。また、エログロが苦手な人とオチを求める人には不向きな作品であるので念の為。

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