2004-09-15 秋到来/ニュースいろいろ [長年日記]

[雑記]秋到来

朝、晴れ上がっているのに吹く風は涼しく、その温度に秋を感じた(……とか書き留めておくと、いきなり残暑がぶり返したりするのが世の常だったりするけど)。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/捨て犬猫保護シェルターに廃校の利用を求める署名/中身がカラスに見えないゴミ袋/霞ヶ浦のハクレン駆除へ/砂漠バッタ対策に3億円援助

萌え猫画像 “病院レポ”(晴れのちニャンコ日和(9月14日付))・オリヅルラン(ネコと映画と私(9月15日付))・猫が舌をしまい忘れる理由とは?(猫のハナを育てるための様々な疑問(9月15日付))

萌えアニマル画像 「本物のトラが映画館で観客にほえる!?」(→関連:映画公式サイト

可愛い動物は好きだけれど可愛い動物で感動させようとする映画は苦手なので、この映画は多分観に行かない。でも公開初日に生の仔トラが見られるというのは気になる。

「<廃校>犬猫の保護シェルターに利用を 3万人署名提出」(→関連:廃校利用アニマルシェルター設置を求める署名TAPSより)

音楽評論家の湯川礼子・作曲家の三枝成彰・アルフィーの坂崎幸之助等も賛同している計画らしい。そこに引き取られる動物の全部に去勢&避妊手術や伝染病予防接種等も施すなら、決して悪くない計画だと思うのだけど、こういった善意の人に付け込んでますます無責任に動物を飼い無責任に捨てる人も増えるんじゃないか、という危惧がある。

「ゴミ袋の中身、カラスに見せない 新開発ゴミ袋、発売へ」choiris(9月15日付)より)(→関連:カラス対策用ごみ袋の開発に関するお知らせ(PDF)/大倉工業(株)より

「外からエサが見えているゴミ袋しか突かない」「黄色や赤等特定の波長の色が増幅して見える」というカラスの特性を利用した、人間には中身が見えてもカラスには中身が見えず、結果ゴミ捨て場を荒らされずに済むという便利なゴミ袋。

「漁網荒らしの厄介もの ハクレン、県が駆除へ 当初は食用だったが…/茨城」

食用及びアオコ対策として霞ヶ浦に放流された、中国原産の外来漁ハクレン。食用として定着せずに霞ヶ浦で増殖、体長1mを超える巨体で他の漁獲物を損壊したり漁網を傷つけたり船に飛び込んだり等の厄介者とされ、茨城県から直々?に駆除される運びとなったそうである。気の毒な話である(ハクレンが)。

[食べ物]すき家で牛丼復活/乳酸菌発泡酒「やわらか」/手のひらサイズ&形のナス/工場直売所めぐり/巨大月餅/夏バテ回復にお好み焼

「キリンビール、乳酸菌で醸造した発泡酒『やわらか』を11月に発売」(→関連:キリン やわらかKIRINより)

小岩井乳業と共同研究した「KW乳酸菌」を活用した新タイプの発泡酒で、従来の発泡酒よりも、ソフトな口当たり・さわやかな香り・まろやかな酸味が特徴だそうである。

「おいしい工場直売所めぐり」(デイリーポータルZ(9月15日付))

文明堂カステラの切れっ端、歌舞伎揚げのこわれせん、3割引のパスコパン、焼きたてシュークリーム、安いドーナツ、等々。安値な切れ端やこわれせんなら廉価食品を扱うお店の店頭に積まれて売られているのを見る事もあるが、工場直売のメリットは出来たてというところだろうか。

「夏バテ回復に、栄養バランスいい『お好み焼き』」(夕刊フジBLOG(9月15日付)/choiris(9月15日付)より)

「キャベツや豚肉、イカ、ネギなどが入っていて、とてもバランスがいい」との事なのだけど、逆に言えばこれらをちゃんと入れて作らないお好み焼じゃ夏バテ回復にはならない、という事かも。

[医療・健康]鬱自殺労災認定の基準緩和/白血病取扱作品のヒットにより?骨髄バンク登録者急増/ヒルによる瀉血療法の科学的根拠/無菌ウジ療法/薬用動物

「ヒルによる瀉血療法には、科学的な根拠があった!」Obium−そらのたま−(9月15日付)より)

ヒルによる瀉血で患部周辺から血液が排除されると、ブドウ球菌が感染力を発揮しない事が判明したという記事。

「うじ虫がヒーローになる時」(※グロ画像注意※/知識の泉 Haru’s トリビア(9月15日付))

糖尿病性足潰瘍に無菌の蛆虫をはわせて、従来は切断が必要だった創傷を綺麗に治すという「無菌ウジ療法」の詳細(写真付)。「傷口に蛆虫」という衝撃的な写真なので、見る際には注意。

薬用動物デイリーポータルZ(9月15日付)より)

もしも現代の化学合成薬がなくなってしまったとして、清潔で文化的な生活に慣れた現代人達が、ここに並べられている薬を昔の人達のように服用できるのかは疑問だなーと思った。イモリの黒焼きとか蛇の開きとかセミの抜け殻とか乾燥ミミズとか。

[その他]温室効果ガスを吸着させた木炭を肥料に/30代女性が結婚相手に望む事/ダメ人間とは/チェッカーズ確執関連

「温室効果ガスを吸着させた木炭を肥料に――古代アマゾンの技術がヒント」sea of tranquility(9月14日付)より)

木炭に温室効果ガスを吸着させてそれを肥料に用いる事で、温暖化防止と同時に肥沃な土地を得よう、とする研究。吸着され土壌に埋められた温室効果ガスがどの程度地中に留まるかがカギのようで、「5年で空気中に戻る」という意見もあれば「3000年間保持されている例がある」との反論もあるらしい。

「30代女性が結婚相手に望むこと」ぽいんつさんのブログ.(9月15日付)より)

「3高(高身長、高学歴、高収入)」から、「3低(低姿勢+低リスク+低依存)」に傾向が変わっているそうで、現実味が増した分要求が強まっているように感じられる。

「ダメ人間とは?」ぽいんつさんのブログ.(9月15日付)より)

ここで挙げられている「ダメ人間」は、「自分の理想とする世界に閉じこもって社会に溶け込めていない人間」であるらしい。9つの特徴の内、「くだらないことで負けず嫌い」「収集癖がある」「仕事を平気で手を抜く」「小説を書いたことがある」「映画や演劇が好きである」「大学を中退している」の6つもあてはまった自分が、可笑しくてそして哀しい。

チェッカーズの歌が大好きだった私が、彼等の解散の原因やその後の確執について「全然知る気も起きない」と言えば嘘になる。だが、今の彼等の関係がどうであろうと、既に世に出て私が好きになったチェッカーズの歌が変質する訳でもない。また、「コンサートに通い詰めアルバムやシングルを欠かさず買い集めた熱心なファン」に該当しない私が、彼等の内部事情についての噂を熱心にかき集めたら「ファンの当然の権利」じゃなくて「野次馬根性」になるだろうから、それはするまいと思っていた。それなのに、普段と同じ企業&個人ニュースサイトやblogを巡回していただけなのに、彼等の確執についての情報がそれなりに拾えてしまうほど、彼等の確執は多くの人及びマスコミの興味を駆り立てるものであったらしい。知ってしまったモノを知らないフリもできなくて、何となく整理してみた。ただ以前にも述べた通り、この確執について「誰が悪い」といったコメントをつける事はしない。

  • 関係者の証言によれば、チェッカーズは活動当時から音楽的カリスマのあるフミヤ派と、親分肌の高杢派に割れていたらしい。
  • あるスポーツ新聞に、「自作曲路線提案のフミヤに対して、高杢が「今まで育ててくれたスタッフに対する裏切り行為」と猛反対。結局、高杢に賛同したのは鶴久だけで、そのときの軋轢がきっかけで溝が深まっていった」との記事があったとの事。
  • 高杢の著書「チェッカーズ」では、フミヤが解散をメンバーに切り出した際、高杢、鶴久、徳永さんには知らされていなかった、と書かれているらしい。
  • 高杢&マサハルいわく、クロベエのお母さんは、「6人で参加してほしい、息子もそれを望んでいた」と言っていたとの事。また、チェッカーズが所属していた事務所の社長、作曲家の芹沢広明も全員が集まることを願っていたとの事。
  • 6人の同席が叶わなかった理由は、「連絡が取れない者がいるので発起人全員の了承を取れない」「発起人の中に同席を納得しない人がいて、全員のOKはとれないので無理」の2つが挙がっている。
  • フミヤいわく、確執に至った大きな原因は高杢の出した本「チェッカーズ」であり、周囲から「でたらめなので読まないほうが良い」と言われて読んでいないとの事。
  • 高杢いわく、「チェッカーズ」は(暴露本ではなく)自叙伝であり、フミヤからクレームは入っていないとの事。また、読んでいないのにでたらめと評した事に対して、法的な措置も検討中との事。

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