2004-09-14 ニュースいろいろ/「マジェスティック」 [長年日記]

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像

萌え猫画像 赤ちゃんがえり?(くるみ絵日記(9月14日付))・風呂ラッシュ(ネコと映画と私(9月14日付))・外猫どんべえ&内猫チョコちゃん(さぞかし怖かっただろう/アポたんとチョコの日記(9月14日付))・のびーー(猫って・・・(9月14日付))

萌えアニマル画像 白いものがチラホラと(柴犬だぁ!(9月14日付))・「後継の人気者誕生」(ゴリラの赤ちゃん)

[食べ物]明治乳業、大腸菌群検出脱脂粉乳を再使用/愛知万博キャラカマボコ(写真)/大豆飲料「豆」&栗餡入和洋折衷チョコ「栗」/スネークメロン/ソースバーが充実している米国フライドポテト専門店/「恥ずかしかった弁当」

「紀文 愛知万博キャラクターのカマボコ発売へ」

先日メモした「愛知万博キャラカマボコ」の写真。意外と可愛い。

新商品 「『カラダにいい=おいしくない』に甘んじない本当の旨さにこだわった大豆飲料 カゴメ『豆』新発売」「『栗あん』入りの和洋折衷チョコレート 森永チョコレート 『栗』 新発売!!」(以上2件、デイリーポータルZ(9月14日付)より)

どちらの商品も、素材の名前1文字の直球勝負なネーミング。一見安易だが、自信がないとつけられない類の商品名だと思うので期待。

「長さ2メートル“とぐろ”を巻いて、スネークメロンがたわわ実る−−曽爾村/奈良」(→関連:「『スネークメロン』鈴なり/大垣市の宇納さん、初の栽培 」

どんな形状の物体か気になって調べてみたので、気になる方は関連リンク先記事参照の事。味は「糖度はなく、アクの強いキュウリのよう」だそうで、見た目の物珍しさを愛でるついでに食べる果物なのだろう。

「30種以上のソースがある魅惑のポテト専門店。」(デイリーポータルZコネタ(9月14日付))

イーストビレッジのフライドポテト専門店、のソースバー。ファーストキッチンのソースバーよりもっと凄いんだ、という事はわかった。

大手小町 「恥ずかしかった弁当」choiris(9月14日付)より)

ゲーオタや恋に晩熟又は3次元女に興味のない童貞等を含むボンクラオタの集まる場所が自アンなら、恐らく主婦を中心とした女性の集まる場所が大手小町である。大手小町は、「閉鎖女性社会の知られざる暗黙の了解」「視野が狭く感情的な『女性らしい』物言い」を観察される機会が多いようだが、時にはこのトピックのような、ほのぼのとした話題が為される事もあるようである。うちの場合、母親は共働きながら家の食事も毎日のお弁当もきちんと作ってくれたが、たまに妙なセンスを発揮する事があった。「3色弁当の1色がイクラ(生臭い)」「お弁当にうな重(スーパーのウナギだけど)」等は、周囲の同級生に「豪勢だねー」と冷やかされたりして相当恥ずかしかった。味には不満がないので取り立てて文句を言ったりはしなかったけど。

[医療・健康]鳥インフルエンザ関連/「脂肪を包んで排泄させる」ダイエット食品には効果なし/飲酒で乳癌リスク増加

「『脂肪包み排泄』ダイエット食品 9種類効果なし」

「脂肪分を包み込んで体内に吸収させずに排泄するので無理なく痩せられる」と謳うダイエット食品は、ドラッグストアで見かける都度興味をかき立てられていたが、あまりに高値なので「お金に余裕ができた時かどうしようもなく痩せたい時にでも……」と入手を実質無期限見送りにしていた。今回の記事で、商品には実際の効果がなかった、手の届かない「酸っぱい葡萄」は本当に酸っぱかったと知り、そんな代物にうっかり背伸びして手を出した挙句に騙されたりせずに済んだ安堵と同時に、「夢」を否定されて妙な落胆を感じてもいる。

「飲酒で乳がんの危険3倍 女性ホルモン増え」

缶ビール換算で毎日350ml缶1本分以上の飲酒をする女性には、全く飲まない人と比較して約3倍の乳癌発症リスクがある、との研究結果。乳癌増殖に関与する女性ホルモン「エストロゲン」が多くなる為と推測されているそうである。先日は「飲酒男性は糖尿病発症リスク高」との記事をメモった。飲酒習慣は、今まで考えられていたより相当体に悪いようである。

[その他]ネコ型液晶ディスプレイ/米国初「人体の不思議」展

「ネコ型液晶ディスプレイ登場」

可愛い形だけど、ネコ……かなあ……。あと、こういう「キュートでポップ」系のデザインのものは、色合いが大抵オレンジや緑や水色だったりして、赤系統が好きな私は不満を覚える。このディスプレイを買う予定があるわけじゃないから、関係ないと言えば関係ないのだけど。

「米国初の『人体の不思議』展:批判や噂も」(上)(下)(以上2件、sea of tranquility(9月13日付)より)(→関連:東京展詳細人体の不思議展より)

本来は解剖学用に使用されていたプラスティネーション処理によって、長期保存に耐え得るようになった人間の死体を、一般の人々に向けて公開する「人体の不思議」展。科学的ではなくオカルト的な好奇心をかき立てる素材と見なされたり、倫理的な反発を招きかねない展示であるのは勿論の事、主催者のドイツ人医師が露骨に反体制的行動を好む人である為に余計な反発を招いていたり、死体の入手について「生前に医学研究の為の献体を希望し遺体保存も了解した」正規のもの以外も含まれているのでは?といった疑念があったりもするようである。日本の「人体の不思議」展は、前回分を見逃しもう見られないものかと思っていたが、今月4日より来年1月16日までの長期間再び東京にて展示が行われているとの事。今度こそは機会を逃さず観に行きたい。

[VIDEO・DVD]マジェスティック(主演:ジム・キャリー/監督:フランク・ダラボン)

TSUTAYA online 作品紹介

「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」を手掛けた監督による作品で、この2作品とあわせて「奇跡と感動の3部作」という扱いらしい。コミカルな演技で印象強いジム・キャリーが、その感動作の主人公をどのように演じているのかが気になって借りてみた。

身に覚えのない共産主義者の嫌疑を掛けられ職を失った駆け出しの脚本家ピーターは、追い打ちとばかり不慮の事故に遭い川に転落し田舎町ローソンの砂浜に打ち上げられる。無事命を取り留めたものの記憶を失った彼だが、ローソンの人々は彼の容姿から彼を「第2次大戦に出征し行方不明となった」町の青年ルークと判断し、戦争の傷跡も癒えず哀しみに沈んだままの町を救う英雄として歓迎する。記憶の戻らない彼は、町の人々やルークの父そしてルークの恋人の温かさに触れて徐々にルークである自分に馴染み始め、ルークが戻らないショックで閉鎖されていたルークの父経営の映画館を再建すべく力を尽くすが、しかし「ハリウッドの赤狩り」の手は、失踪したピーターを追ってローソンに迫りつつあった……。

「グリーンマイル」は中途半端にしか観ていないので比較できないが、「ショーシャンクの空に」は観ている。主人公の身に振りかかる青天の霹靂ぶりや、流された境遇である意味満ち足りた人生を掴む、しかしそれは一種の現実逃避である辺り、そしてネタバレになるのでふせるがその後の展開も含めて、「マジェスティック」と「ショーシャンク〜」は良く似ている、と感じた。どちらも、安易でわかりやすい感動にあっさり展開させず、敢えて現実に存在する汚らしい存在やそれによってもたらされる苦い思いを踏まえた上で、ラストへと話を運んでいる。

具体的に言えば、この「マジェスティック」の場合、「赤狩りがローソンに踏み込む→町の皆が大集合、『彼はルークですだ! ピーターなんて共産主義者は知りませんだ! 帰って下せえ!』の大合唱→彼らの剣幕に押され、赤狩りすごすごと退散→主人公の実体はどうであれ、彼はルークとして生きる事になりハッピーエンド」なんてパターンが思い浮かびやすい。しかしそうはならない。そうはならないところに深さがあるからこの監督の作品を好む人が多いのだろうし、私も(「ショーシャンク〜」は苦さが勝ってあまり好きになれなかったものの)「マジェスティック」は主人公の獲得できたものが大きい分好きなのだけど、しかしこれを「感動」なる今となっては薄っぺらい言葉を用いて称賛するのは違うよなー、という思いがある。

他、どうでも良さげな感想等。

  • ジム・キャリーはコメディ限定の俳優じゃない事がよくわかった。表情の豊かさを活かせない作品には不向きだろうけど、この作品では何の違和感もなく溶け込んでいて良かった。
  • 純朴で善良なローソンの人々に心和みまくった分、主人公の正体(彼は本当にルークなのか別人なのか)が気になってやたら悶々とした。「あと30分程度で話まとめられるの!?」とハラハラしていたら、実は2時間半近い作品だったので余裕でまとめられてました、というオチだったので、無駄にハラハラした自分に笑った。
  • 「緊張するとしゃっくりが出て、キスすると治る」のは萌え属性としてなかなか良いんじゃないかと思った。萌えオタの大半がブロンド成人女性には興味がないなら、適当な少女でも幼女でも捏ね上げてこの属性をそっくり植え込んでみたらどうか。きっと萌える。既に誰かがやっていそうだけど。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
neoharp (2004-09-16 21:21)

萌えアニマル・・・・なんか久しぶりの脱力語ヒットっす。また覗かせていただきます。

素光 (2004-09-17 12:00)

「萌え猫」と「萌え(猫以外)」だと差別的かなあ、と思ったもので、こんな表記になっております。

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