2004-06-15 スリランカカレーの後に本社に行って研修/ニュースいろいろ/自アン系〜深山淑恵氏、猫虐待箱でデビュー [長年日記]

[雑記]スリランカカレーの後に本社に行って研修

スリランカカレー「カンチャナ」でマトンカレー(中辛)を食べる。辛いカレーが苦手な私でも充分食べられる控えめな辛さで、スープっぽいルーはライスによく馴染む。マトンは臭みもなく美味しかったが、同行者の注文した野菜カレーのほうが私の口には美味しかった。ルーの色が白っぽくなるぐらいにココナッツが入っている様子なのに、ココナッツ特有の癖が感じられず、柔らかい甘味を堪能できる。満足した上に時間にもやや余裕があったので、デザートにシフォンケーキも注文した。出てきたケーキは、「シフォンケーキの形をしたパウンドケーキ(ドライフルーツ入り)」のように思えたが、普通のシフォンケーキよりも美味しかったので全く文句はない。

その後、数ヶ月ぶりに本社に行って、うちの部の人間は全員必修という触れ込みの研修を嫌々受ける。個人情報保護に関する研修で、研修内容は比較的わかりやすく興味深く、また講師の話し方も感じ良かったのだけど、契約社員どまりの身分で必修の2文字に脅かされ渋谷くんだりまで足を伸ばさなければならないこの束縛感が嫌なのでどうしようもない。一刻も早く帰りたい(逃げ出したい)身には、1時間半拘束予定が1時間弱に短縮されてくれたのが大変ありがたかった。あの講師は良い人だと思った。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/日本のKHV、米国と同一/迷子のプレーリー

萌え猫画像 毛球除去剤(ネコぢルシ(6月14日付))・毛球除去剤・続き(ネコぢルシ(6月15日付))・夏がくれば(Kyokoseb(6月15日付))・トラジくん、あらあら、振りかぶって一球目を投げますか。(フクトラ日記  〜黒猫&トラ猫の生活日記〜(6月15日付))・すごい寝姿(正夢/アポたんとチョコの日記(6月15日付))

萌えアニマル画像 「たのも“シーサー” シジュウカラが営巣」「うさぎ好きと廃墟好きが集まる『うさぎ島』」(以上2件、ミオン動物園(6月15日付)より)・「パンダのメイメイ、世界が驚く子育て上手 和歌山・白浜」「子ツバメ もうすぐ旅立ち 甲西 カラスに襲われ巣失う」(以上2件、楠木坂コーヒーハウス(6月15日付)より)・「雑記帳 クマに襲われた飼い主を守った犬」

2件目、正式名称「大久野島」のうさぎ島は、人が住んでいない代わりに推定100羽のウサギが住みついているとの事。遡ると、島で行われていた毒ガス製造の実験やガス漏れチェックの為に放たれていたウサギだそうである。最後の画像は、昨日付で取り上げた記事の犬。見た目ハスキーっぽく、やはり死んだ実家の犬を思い出す。

「迷っちゃった? 愛きょうたっぷりプレーリードッグ、山口市役所で保護/山口」

プレーリードッグは確か、ペスト等の感染病予防の為に2003年3月1日以降輸入禁止になっていたような。今国内にいるプレーリー達は末永く大事に可愛がられて欲しい、早く飼い主が見つかりますよう。

[食べ物]ビール風味飲料「バクラー」自主回収/盆栽スイカ/北京で元祖エッグタルト販売/ペルーでアルパカ肉の調理本登場

「<ビール風味飲料>『バクラー』自主回収」(→関連:ビールテイスト飲料「バクラー」の回収についてKIRINより)

加熱処理が不十分で、本来0.5%未満のアルコール度数が1%台に上昇した商品が見つかった為、との事。

「北京:ケンタッキーが元祖エッグタルトを発売」

カスタード好き&タルト好きの私は、エッグタルトももちろん大好き。発祥?はポルトガルだそうである。「手作りデザート」を看板に掲げたポルトガル料理屋を見た事があるのだけど、手作りエッグタルトも取り扱っているんだったら是非行ってみたい。

「アルパカ肉の料理本が登場 ペルー」sea of tranquility(6月14日付)より)

毛糸や毛織物で有名なアルパカの、肉を使った料理の本。貧困層が食べる肉とされるアルパカも、スペイン侵略以前のインカ帝国時代にはご馳走だったそうである。

[医療・健康]成熟トマトに抗癌作用成分発見/禁煙させたい有名人/電波の人体への悪影響は

「1位は和田アキ子さん=養老さんも初登場−禁煙させたい有名人」(→関連:2004「タバコやめてネコンテスト」結果発表!世界禁煙デー記念 卒煙表彰タバコ問題首都圏協議会より)

タバコをやめた有名人達を卒煙表彰するのは悪くないアピールだと思うが、喫煙有名人を取り上げて「かっこつけて吸っている」「サビてきている」「番組を成功させる為」と難癖をつけるのは、女性週刊誌の記事に似た押し付けがましく短絡的なアピールで頂けないと思った。

「電波の人体への悪影響は『実証されていない』が……」sodiumイオンにっき(もどき)(6月15日付)より)

以下抜書きメモ。「電波は見えない、理解できないというイメージから、悪いことは何でも電波のせいにする傾向がある」「電波の『非熱作用』による悪影響を訴える論文は論拠に薄いものがほとんど(『熱作用』の悪影響は上限を定める事で防いでいる)」「悪影響が“全く”ないことを実験で完全に証明するのは不可能に近い」「電波と不快感との因果関係は実験で否定されが、感覚は本人しか感知できないため、『電磁波過敏症』の存在を完全に否定するのは不可能」「電波が小児白血病を引き起こす可能性があるとする調査結果は、サンプル数が十分でない」

[その他]新宿御苑の冷気を周辺緑化で誘導/好意の対象には脳の批判システムが停止

「ヒートアイランド対策:緑地の冷気“おすそ分け” 周辺のビル緑化などで誘導させ」Orbium(6月15日付)より)

周辺より2−3℃低い新宿御苑の冷気を、御苑の周囲のビル屋上を緑化したり周囲に街路樹を植えたりして、上手く周囲広範囲に行き渡らせようという事業。

「『愛は盲目』は真実!――好意を寄せる人には脳の批判システムが機能を停止!」楠木坂コーヒーハウス(6月15日付)より)

子供や恋人に対応する時の脳は、「批判的判断」を司るとされる前頭葉前部や、否定的感情・暴力的思考・恐れといったものに関わるとされる小脳扁桃を含む部位の活動が鈍る、との研究結果。私は好意を抱いている対象ほど、他の人の目に悪く映っていないかが気になって、些細な欠点でも気になりがちだったりする。それを理由に相手を切り捨てようとは思わないから、広義では「盲目的愛情」に含まれるのかもしれないけど。

[自アン系]深山淑恵氏、猫虐待箱でデビュー

ある日の夕方に帰宅したら、台所の流しのあたりから異臭が・・・。
そのにおいは、まさにあのいまわしき猫の糞のにおいだったのです。
家の戸締りはしていたので、家屋内に侵入されたわけではなさそう。
じゃあ外かな、と見回ってみたけれど、どこにも糞は見つからない。
でも、猫が家のどこかに糞をしたことは間違い無いのです。
家の周辺をうろついている猫たちには、日ごろ庭に糞をされたり、
花壇を荒らされたりで鬱憤がたまっていたので、この機会に
いたずら猫をとっちめてやろうと私は心に決めたのでした。

後日、私は家の壁際の地面に、カツオブシをどっさりと入れた皿を
置いて、自身は2階の部屋に待機。そして窓から様子をうかがっていたら、
ほどなくして、よく見かける野良猫連中のうちの一匹がひょこひょこと
やってきました。私と目があったけれど、わたしが「どうぞ」って感じで
手を差し伸べると、それで安心したのか、猫はカツオブシを食べはじめたのです。
猫が無警戒に下を向いている隙を見計らって、私は大きなバケツに入った
たっぷりの熱湯を猫に浴びせました。猫は悲鳴をあげて走り去って行きました。

後になって判明したことですが、私が猫の糞だと思っていたにおいは、
実は台所の流しの前の窓際に置いていた水生けのオリヅルランだったのです。
根が酷く腐っていて、ちょうど猫の糞のような異臭をはなっていたのです。
つまり、あの猫は無実の罪によって私に制裁を加えられたわけですね。
これはたしかに少々理不尽な仕打ちではあったかもしれません。ですが、
その猫にしたって、ふだんから私を困らせている悪党猫なのだから、
ここは痛み分けということで猫には納得してもらいたいものです。
猫さん、できれば家にはもう来ないでね。

(深山淑恵)

ちょうど「『超』怖い話A」(平山夢明)を読んでいるところで、その中に「猫を虐待したら本人や家族が猫に取り憑かれた」という話があって、個人的にめっちゃタイムリーな箱だなと思った。「猫に煮えたぎった油をかけて殺した豆腐屋の奥さんが、悶死した猫と同様床を転げまわり頭や顔をかきむしって病院に運ばれた」なんて話もあったっけ。それはさておき深山淑恵さんは、以前ミケアンでアンチ猫オタ長文箱を作っていた深山一喜さんのご家族だろうか。私以外の人には煙たがられている気配だけれども、今後も頑張って下さい。

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