2004-02-06 送別会/ニュースいろいろ/隠れた魅力再発見テスト [長年日記]

[雑記] 送別会

同じ会社から同じ課に出向していた人の送別会だが、担当している業務が私とは違うサービスだったので、送別会に参加している人達の中には違う課の人もちらほら。名前も知らず、顔を微妙に見覚えている程度の人達だが、アルコールのパワーで人見知りを跳ね飛ばして周辺の人達との無難な会話に挑む。しかし頑張りすぎていつのまにか無難の枠を超えていたらしく、横に座っていた人から「こいつ訴えたほうが良いですよ」とまで言われていたが過ぎた事なので気にしない。

同じテーブルに着いた人達は、男性陣が新婚さんだったりパパになりたてだったりする一方、女性陣はバツイチだったり同棲解消経験ばかりだったり、恋愛的幸福度に差があるのがとても面白いなあと思った。面白がっている場合です、ええ。

[動物] 萌え猫画像/蹴りでイノシシ逮捕/チェンバロにタンチョウヅルの羽根を用いる構想難航/仕上げ巻き絵筆用のネズミ不足で輪島塗ピンチ

萌え猫画像 猫キック(謎の入浴剤/アポたんとチョコの日記(2月6日付))

「暴れイノシシ素手で“逮捕” 拳法有段の上嘉穂署員 山田市の民家」

蹴りを連発してイノシシを弱らせたそうである。体長約1.5m・重さ62kgのイノシシでは野放しにしては人間に危害が及ぶとはいえ、目の当たりにしたくない光景。

「チェンバロにタンチョウヅルの羽根 難波修さんが構想 環境省、提供拒否/岡山」

タンチョウの自然に抜け落ちた羽根を使ってチェンバロの爪としたい製作者の要望を、「タンチョウは羽根等の派生物も『種の保存法』により教育・繁殖・保護の目的にのみ譲渡を制限している」と環境庁が拒否した、との記事。しかし実際のところは、岡山県自然保護センターで飼育されているタンチョウの羽根は、一部を除いてほとんどが処分されているそうである。

「ネズミ不足で輪島塗ピンチ!伝統工芸の用具入手難深刻」

輪島塗の仕上げ用蒔絵筆は、水辺に住むネズミ(何ネズミ?)の毛を使って作っているらしい。

[食べ物] 吉野家、カレー丼並盛新設/気仙沼ラーメン

「<吉野家>カレー丼の並盛を新設 牛丼は今月中旬に一時休止へ」

現行のカレー丼より約12%分量を減らして値段も350円に下げたという「並盛」なら、試しに食べてみるのも悪くないという気がする、カレー丼に400円は高すぎる。

「『気仙沼ラーメン』誕生、4月から販売−−公開試食会に80人/宮城」

気仙沼の名物フカヒレを使ったフカヒレラーメンと、サンマのエキスが染みた香油を絡めた醤油ラーメンの2種類だそうである。

[医療・健康] 鳥インフルエンザ関連/ヘルメットを使った脳梗塞の低温療法/子供へのプロザック投与/フッ素で虫歯が防げる理由

「『ヘルメット』で低温療法=脳梗塞の効果実証−国立循環器病センター」

ヘルメット型の治療器具で損傷した脳を冷やし、脳の腫れを抑え、周囲の正常な部分への影響を防ぐ治療法。従来の体全体を冷す療法とは違い、全身麻酔の必要がなく集中治療室(ICU)のない一般病院にも普及可能、との事。

「子どもへの抗欝剤投与が増加――問われる安全性」

未成年者への投与による自殺例が問題視され、未成年者への投与が禁止されている抗鬱剤「プロザック」が、「選択性緘黙症」という病気で苦しむ幼い子供達に投与されているという実例。私の服用している薬も死亡例は報告されているし、精神病(に限らないかもしれないが)は薬を飲まずに病気と付き合い続けるか・薬を飲んで副作用に怯えるか、の2択しかないのではないか、という気がする。

「医学:フッ素で虫歯が防げる理由」

歯にフッ化物を投与すると、フッ化物が歯の表面近くのカルシウムイオンにっついてカルシウムイオンを固定、歯のエナメル質が唾液を含む酸と接触してカルシウムが取り去られ歯が擦り減る速度を遅くしている、との事。またこのフッ化物は、大人になってからの投与でも歯を守る作用が発揮されるとの事。

[その他] 衝撃で光るLED/2歳児まではテレビ等の視聴は控えめに/試験管ベビーは物怖じしない?

「<テレビ>2歳までは控えめにと提言 小児科医会」

テレビやビデオを見る機会が多い乳幼児に、言葉の遅れ・他人と視線を合わさない・友人と遊べない等の問題が多く見られるとの事。具体的には、1.授乳・食事中はテレビ・ビデオは止める 2.小学校入学前までの乳幼児はメディアと接触する総時間は1日2時間、テレビゲームは同30分までが目安 3.子供部屋にテレビ、ビデオ、パソコンは置かない 等の注意事項が挙げられている。私は子供の頃、テレビやビデオとは接触していなかった代わりに、パズルや積み木や本で延々1人遊びに励んでいたのだけど、これはテレビ等と同じような悪影響を及ぼさないものなのだろうか。大人になった今も、社会生活に支障をきたしているのではないかと不安な程度の人見知りで困っているので。

「遺伝学:試験管ベビーは物怖じしない?」

試験管で生まれたマウスは、自然妊娠で生まれたマウスと比較して、「多く動き回り、不安を感じることが少ない」「高くて遮蔽物のない場所で過ごす時間が多い」「記憶に関して問題があり、学習した場所を思い出す能力が低い」等の特徴が見られる、との記事。人間の試験管ベビーの場合にもこのような差が生じるかは確認されていないようだが、それよりも帝王切開で生まれた子供にもこの手の性格の差が生じているのか気になる(自分が帝王切開児だから)。

[占い・診断] 自分ではわからない 隠れた魅力再発見テスト

自分の本当の魅力は意外と見えにくいもの。隠れた魅力を導き出して、気になるあの人にアプローチしてみて!

sea of tranquility(2月5日付)より。

ほんわかした天然ボケが魅力

意識して笑いをとろうとしたわけではないのに、周囲が大ウケをしたという経験はありませんか? あなたの隠れた魅力は、そうした天然ボケ系のキャラです。ボ〜ッとしているわけではありませんが、相手の質問を勘違いしたり、的外れなことを言ってしまったり、ちょっとピントがずれてしまいがち。でも、不思議なことに相手に不快感を与えるどころか、むしろリアクションがおもしろいと大ウケ。あなたがいることで、周囲は自然となごみ、笑いの絶えない空間が生まれます。だから、多少の勘違いを恐れることなく、思いついたことは遠慮なく口に出しましょう。そうすれば、潜在的に持っている天然ボケ系のキャラに、ますます磨きがかかるはずです。

愛のない容赦ないツッコミを執拗に入れ続けたり、勝手にネタを捏造しては広めて遊んだりする私に、「天然ボケ」という言葉は最も縁遠いものと思っていたのだけどどうなんだろう。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]
snow (2004-02-10 13:28)

私が一番イヤなのは副作用などよりも「薬なんかに頼って〜」とかわざわざ言ってくる人たちでした。
学生時代に眠れなくて「はるしおん」をもらっていた時、先輩にこう言われたのですが、内心こう思っていました。「アンタみたいにしょっちゅう健康食品などのマルチ商法・政治活動・あやしい新興宗教などにはまるよりは今の自分の方がよっぽど好きだ!」と。こういう人たちとは症状の出方が違うだけのようなところもあったのですが。

ゆふき (2004-02-10 16:46)

>自分ではわからない 隠れた魅力再発見テスト
また男なのにやってしまいましたが、またしても素光さんと結果は同じ。。。私は関西人ツッコミ系です。
>snowさん
私の彼女は一時期心療内科から薬をもらってました。でも、病院通いはあまり続かず薬もそれほど飲みませんでした。今でも不安定になることがしょっちゅうあるんですが、彼女は自分の性格や状況と向き合ってつきあっていくようにしたようです。
癇癪がひどかったときは「薬の助けが借りれないか」と思うこともありましたが、「心療内科とかだとうまく自分を表現できない」とも言ってました。
病院にしても薬にしても、当人がそれとどう向き合うか、なんでしょうね。そばにいることくらいしかできないのも、結構ツライです。

素光 (2004-02-10 17:27)

>snowさん
私も自分の中に「薬なんかに頼って…」という思いが常にあるような気がします。診断では鬱病じゃなくて抑鬱神経症なんで、よくわからないけど内因性の病気じゃなくて心因性の病気で所詮好きでやってるんだよね私、みたいな。
一生付き合うのが病気か薬の二択かと思うとぞっとします。

素光 (2004-02-10 17:29)

>ゆふきさん
以前関西に住んでいた時に、電車の中で男の子2人が「おまえのツッコミには愛がないんや」という説教をしていた光景を面白く眺めた記憶があります。あと、東京言葉で突っ込みを入れるとすごく毒々しくなるから注意しろ、と教わった覚えもあります。

snow (2004-02-10 21:29)

>ゆふきさん
医師も薬も「合う・合わない」の問題や「慣れないと副作用ばかりが出てつらい」とか色々あるようです。状況がわからないのですが、もともと薬に強い抵抗感を持つ人もいるし、薬が効くとぼんやり&鈍い感じになるようなところが嫌な人もいるでしょうね。

ただ、うっかり周囲が「薬の助けを」なんて言うと「自分に都合が悪いから薬を飲んで扱いやすくなってほしい」みたいにとられることもあるし、癇癪というのは病気と関係ないその時だけのものや性格からくるものかもしれないし、難しいですね。周囲の方もつらいとは思いますが。

>素光さん
自分で思うのと、私の先輩たちのような(^_^A;他人に言われるのは違うと思うのですが...。色んなものにかぶれては他人にそれを押し付けて屈服させようとしたり、金銭の絡む勧誘をしてきたり、そういう人達を見たから「ああなるよりは真面目に通院しよう」と毎週せっせと通院してましたね。その時は自分が弱っているせいか、他の「診断名が付いていないだけ」という感じの人達が自分よりも弱い奴を求めてきていて病気よりもそのほうがつらかったですよ。特に男性はもう「男尊女卑」の考えを持ち出すしか自尊心が保てないのか?という感じで。エンカウンターグループ(来たい人が決まった時間に集まって話し合うもの)に参加したのは失敗で、かえって悪化しましたね。

うつについて触れているようなサイトで定期的に読むのはこちらくらいなのですが、素光さんのように安定している方はあまり見ないです。だから、かえって普通の方のように「薬なんか」と思うのかもしれないですね。

素光 (2004-02-12 12:43)

>snowさん
自分に対して思うのと、他人に対して口出しするのは、考えてみれば全然別物でしたね。その辺、考えなければ別物だとわからない辺り、私は今ちょっと自分に余裕がないようですごめんなさい。
私はこの日記には、日常の出来事の中で「ログに残しておきたい事」「ログに残しても問題ない事」だけをピックアップして書いているので、またそれができる状態になるまで更新の間隔をあけたりもしているので、他の方が見たら(比較的)安定しているように見えるのかもしれません。また実際、他の方に比べれば症状自体も軽度なのだと思います。

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