2003-12-29 「本当は怖い家庭の医学2」が怖い/ニュースいろいろ/自アン系〜ナトリを囲む夕べ終了の報告/「宿命の囁き(下)」 [長年日記]

[雑記]「本当は怖い家庭の医学2」が怖い

連休3日目。普段ろくに観ていないTVでものんびり観てみようかと、「たけしの最終警告スペシャル!本当は怖い家庭の医学2」というスペシャル番組を観ていたが、あまりの怖さに途中で脱落、TVの電源を切って布団を被ってぶるぶる震えながら寝た。

この番組の何がどう怖いかというと、肩凝りのような非常にありがちな症状・少し無理のあるダイエットのような誰でもやってそうな行為が、知らず知らずの内に死に繋がっている・繋がっていく様を、わかりやすい再現映像で表現してみせ、その上でゲスト出演者を使って「その恐怖は特別なものではなくごく身近に迫っているものである」とつきつけてくるところ。いやもう、それらの恐怖の可能性に怯えて毎日過ごすぐらいなら、全部を頭から締め出して今まで通りの安穏な生活を続けるか、さもなくばとっとと死んでしまったほうがマシというものである。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/動物に優しい動物園は少数/デコイ効果で伊万里干拓地にツル初飛来/アン王女愛犬に処分要求の声&バナナの箱からヘビ&凍った池にカモメが閉じ込められる

萌え猫画像 猫で誤魔化す(さむいし。(12月29日付))・大掃除中なので強制ひなたぼっこのアポたん&チョコちゃん(猫の手も借りたい/アポたんとチョコの日記(12月29日付))・雪と猫Orbium(12月29日付)より)・だらーんもふもふどうぞミルクにシェリーたん放心状態足を垂直にあげるタローたん洗われるやまさん

「動物に優しい動物園少数? 『すべて適切環境』2割」sea of tranquility(12月28日付)より)(→関連:地球生物会議

動物への優しさを第一に考えるなら、人間の手で保護しないと絶滅しかねない動物以外は、動物園で展示するべきではないと思う。しかし動物園で動物を展示しなければ、人々の動物に対する知識や親近感は現状よりも養われにくくなると思う。何事もバランスの問題なんだろう。

「デコイ効果? 佐賀・伊万里の干拓地にツル初飛来」sea of tranquility(12月28日付)より)

デコイで鶴を呼ぶのは悪い事ではないけど、来た鶴が1羽だけというのはさすがに可哀想な気がする。

海外動物B級記事 「アン王女の愛犬の処分を=英動物愛護団体が要求」「バナナの箱でヘビぐっすり、南米から船便20日間」(以上2件、sea of tranquility(12月28日付)より)・「お池が凍ってさぁ大変、カモメ動けず ドイツ」つかれた(12月29日付)より)

2件目、何故箱に紛れ込んだのかわからない上に、移送中の窒素を満たされて酸欠状態の約20日間と到着後の青酸ガス薫蒸をくぐり抜けて、無事に生き長らえたガータースネーク。3件目、徐々に凍りつく池に気付かず、足や尾を閉じ込められて身動きが取れなくなったかもめの集団。

[食べ物]BSE関連/大阪の腰抜けうどん

「伝統の大阪うどん食べてや その名も『腰抜け』好評」

煮込んで食べるうどんは、やわらかいうどんのほうが美味しく感じる。

[医療・健康]SARS関連/HIV感染血液、献血後の検査すり抜けて輸血で感染

[その他]各地で季節外れの椿開花現象/温泉湯枯れ実態調査/BIGLOBEのギャルゲー/2004年の運勢・誕生日別順位

「冬本番なのに『春の花』椿、各地から季節外れの開花報告」sea of tranquility(12月28日付)より)

椿の仲間には、山茶花のように秋から冬にかけて咲く仲間もあるので、どれが狂い咲きなのか素人目にはわからない。赤く咲いても冬の花。

「<温泉>『湯枯れ』実態調査 環境省」sea of tranquility(12月28日付)より)

私は、冷泉の沸かし湯でも循環風呂でも、成分に効能があってできれば作りが露天風呂だと素敵だなーと思う程度で、天然温泉にはあまりこだわりがない。

「BIGLOBEがギャルゲーを開発中」Web蓬莱堂(12月29日付)より)(→関連:Let’s 浜茶屋 公式サイト

絵柄やベタベタな設定や名前が、エロゲーの悪影響を受けていないギャルゲー的で私的には好感度が高いが、かと言って買おうとは思わない(私はファンタジー的設定のギャルゲーか、よほど頭の悪そうなギャルゲーにしか手を出さないので)。

第64回 2004年の運勢・あなたの誕生日は366日中何位?つかれた(12月29日付)より)

私の誕生日は59位、2桁台だし比較的上位と言っても良いのかも。あまり期待はしていませんが。

おかげさまで「ナトリ友の会首脳陣による忘年オフ会〜ナトリを囲む夕べ〜」は無事盛況に終りました。
各首脳も大変楽しまれたようで本当に良かったです。
ナトリ友の会首脳、ナトリ友の会会員、ナトリ部、ナトリ親衛隊、ナトリ喜ばし組、自動アンケート作成利用者の皆様方
今年はお疲れ様でした。そしてよいお年を〜来年も皆さんと一緒に頑張りますので宜しくお願いします!

えーと、お疲れ様でした&よろしくお願いします。2004年は“スコーピオニズム”や“スカマニズム”の先の時代、“ナトリズム”の1年になると素晴らしいですね!(超適当)

[読書]宿命の囁き(下) −ヴァルデマールの風 第一部− (マーセデス・ラッキー/創元推理文庫)

下巻まで読んだ。王女エルスペスの気位の高さ・傲慢・癇癪がやや受け入れがたく、彼女にふりまわされる護衛のスキッフが可哀想で可哀想で、話が進むにつれてどんどん適当に読んでいた。一方で、“暗き風”側の物語は、彼らが謎の閉鎖的な一族であるだけで充分魅力的である以外に、魔法あり・鷲獅子等の異人種?あり・魔法で改造された半猫半人のセクシーな猫娘あり・それを陰から操ってほくそえむサディストなご主人様(敵)あり、とファンタジーの記号を追うだけでももちろん人間模様としてもとても私好みで楽しめた。

こういった「海外で人気なので邦訳されて日本でも出版されるファンタジー」と、「日本のライトノベル市場に溢れるファンタジー」を比較するに、違いは「萌えイラストの表紙や挿し絵」「ストーリー中に多数挿入される必然性のないお笑いエピソード」「感嘆表現や擬音擬態語を駆使した台詞回しや地の文」であり、大筋のストーリーにはたいした違いがないんじゃなかろうか、と思ってみる。このヴァルデマール年代記なんて、少なくとも私が読む限りでは主人公は皆女性でありフェミニズム的偏りがあり、少女小説系ファンタジーとほぼ同じ流れである。ライトノベル嫌いな人は、それらの相違点に惑わされてライトノベルを毛嫌いしているか、それらの相違点そのものが大嫌いなのか、どちらかなのかもしれない。前にも似たような事書いた気がするけど、まあいいや。

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