2003-03-03 会社のPCご臨終/ニュースいろいろ/「吸血殲鬼ヴェドゴニア」 [長年日記]

[PC・ネット] お詫び

  • 今日は萌え猫画像はありません。
  • 今日は自アン+での一件については触れません。
  • 他サイト巡回はしばらくできそうになく、Yahoo!ニュースをチェックするのがせいぜいな日々が続きそうです。

[雑記] 会社のPCご臨終

出勤していつものようにPCを立ち上げようとしたら、「メモリが云々」とかいう英語表示の画面から一向に先に進もうとしてくれなかった。何度電源を落としてもダメ、セーフモード?で立ち上げようとしてもダメ。素人の私に気がつくような前兆を何ら見せずに、突然のご臨終を迎えたようである。って、明後日が課金処理の締め日なんだけど……。

ノートPCとデスクトップPC2台を使って仕事をしている社員さんが、「課金処理に必要な最低限のアプリが既にインストールされているから」と、デスクトップPCのほうを臨時に貸し出してくれて大助かり。しかしそれを私が使えるようにセッティングするまでに1時間程度の浪費。そしてメーラーを設定するまでの余裕がなくて、メールをやり取りする都度人を介さねばならず、ここでも無駄な時間とついでに神経をガシガシ使った。金曜日に残業して作っておいた余裕が、今日1日の内で全部失われた感じ。課金処理の先行きは暗い。

悪い事は重なるもので、朝会社に着いてから服用している抗鬱剤&抗不安剤を、今日はちょうど家に忘れてきてしまっていた。そりゃもう、いつも以上に不安や焦燥に駆られ鬱に浸りながら仕事をしたとさ。

[食べ物] 萩シロウオ祭り/伊勢茶初摘み/吉永小百合のオリジナル日本酒

食べ物ネタ。

「萩で『しろ魚まつり』」

実は私、シロウオとシラウオの区別が付かない。躍り食いは食べた事がなく回転寿司のネタになっているものを食べた事があるぐらいなのだけど、あんなにちっちゃいモノは特徴をどうこう挙げられても私には見分けがつかない(→関連:シラウオとシロウオザ・築地市場のホームページより)

「吉永小百合のオリジナル日本酒が誕生」

さすが吉永小百合だけあって、純米大吟醸だそうである。納得。

[医療・健康] 癌早期発見に繋がる新たな血液検査法/医薬品をフリマで売買した薬剤師会

医療・健康ネタ。

「<がん>早期発見へ新たな血液検査法 千葉大グループ」

癌細胞では「p53」という遺伝子が異常になる事があり、このp53遺伝子異常が生み出す異常な蛋白質に反応して血液中にできる抗体を検知するのが、今回開発された血液検査法だそうである。

「<フリーマーケット>余った医薬品を売る 静岡の薬剤師会」

「薬剤師同士で互いに薬を譲って活用しようという趣旨は間違っていない、やり方が悪かった」というのはその通りだと思う。でもこういった目的の場合はいわゆる処方箋とかは必要ないんだろうか?

[その他] 琵琶湖外来魚駆除で一般釣り愛好家も滋賀県を提訴/明菜がCRベティ・ブープをPR

その他ネタ。

「明菜&ベティが“銀玉女神”」(→関連:CRベティ・ブープサミーより)

素人考えだし遊ぶ側には何ら関係ない事だけど、版権高そうだよなー……。あと、中森明菜の元気そうな姿を見られるのは何となく嬉しい。

[PC・ネット] アクセス庵

前月同様に20位だそうで……。順位はおいといて(相対評価は苦手)、ポイントが安定しているのはテキスト庵経由で固定の方々が見に来て下さってるという事かなと思ったので(絶対評価を参考にする)、改めてお礼を申し上げる次第です。いつもどうもありがとうございます。

[読書] 吸血殲鬼ヴェドゴニア −WHITE NIGHT−(虚淵玄+種子島貴/角川スニーカー文庫)

出版社作品概要

吸血鬼モノは、ライトノベル以外はほぼ無差別というか手当たり次第・ライトノベルは「あまり軽すぎなさそうで面白そう」と思ったモノを、読む事に決めている。今回は後者にあたる。なお、原作付である事は、本文と巻末のクリエイター座談会まで読み終わってから知った。私ってば無知。

吸血鬼モノはそのストーリー以外にも、古典的なモノは「お約束」の踏襲ぶりと作品独自の細かい変更点を、現代的なモノはアレンジの妙と程度の差こそあれ必ず生じる荒唐無稽ブリを、それぞれ味わうのが面白いと思って読んでいる。しかしこのヴェドゴニアの場合、現代モノに必ずありがちな荒唐無稽さが、陰鬱で衝撃的な展開できれいに吹っ飛ばされてしまう感じで、斜めに構える余裕もなしに普通に素直に読んでしまえた。ロードヴァンパイアに咬まれた高校生が、自分の身を助ける為に否応なしに戦いに身を投じる様とか、当のロードヴァンパイアが人間達の間で受けている扱いとか、その僕達の三者三様の思惑とか、主人公に親しい人物がどのように巻き込まれていくかとか、どれも皆納得できて面白くこの先の展開が興味深い。しっかり作り込まれた作品だな、と思った(但しラストでぶち壊しにならなければ)。

この巻ではストーリーは完結せずにかなりとんでもないところで終わっているが、原作のゲーム(18禁?)はどうだったんだろう? そちらがちゃんと完結しているなら、文庫のほうはいずれ早い内に続刊が出るだろうけど、原作のほうも敢えて謎を残したままの尻切れエンドで「以降続編にて!」なんて事になってるんだろうか? ストーリーを無駄に知ってしまいたくないので迂闊に調べる訳にもいかず。まあいいか。

本日のツッコミ(全10件) [ツッコミを入れる]
通りすがりのニトリスト (2003-03-08 14:53)

既にお気づきかも知れませんが
文庫版ヴェドゴニアは一日に続きが発売されましたので、
よろしければお買い上げを。完結してます。
攻略出来るキャラ数=4人分のストーリー(大筋はほぼ一緒)を
無理矢理まとめた為に原作ファンからは割と怒られてますが、
まあ、普通に読めるんじゃないかと思います。

TM (2003-03-09 11:06)

そういえば顔にズワイガニを貼り付ける芸が流行ったなあ(遠い目































うそ(TM)

なんだよ。 (2003-03-09 12:11)

萌え画像ナシかい(w
代わりに萌え画像を張ってみるテスト
http://www.historychannel.co.jp/download/download_/kabegami/einstein_1024_768.jpg

膾炙野比石井 (2003-03-09 12:17)

BIOS画面で設定をデフォルトに戻しても駄目だった?
メモリを抜いて接点を掃除してみるのも良いらしいぞ。
湿気を含んだ綿埃が毬藻状態になっててショートしてたという罠。

素光 (2003-03-10 13:07)

>通りすがりのニトリストさん
教えて頂いたので、早速続刊購入致しました。他にもいろんな本を買い込んだのでどういう順番で読むかはわかりませんが、近い内に呼んで感想を書きます。
それにしても1巻であれだけ面白いのに「原作ファンからは割と怒られる」出来という事は、原作はもしかしなくてももっと面白いのでしょうか? そちらにも興味が湧いてきました。

素光 (2003-03-10 13:09)

>TMさん
レザー製の拘束衣を着用した上に顔にズワイガニじゃ、ものすごいヤヴァイ人にしか見えないですね…。でもそんなコスプレを見てみたかったり。誰かやってないかなあ。

素光 (2003-03-10 13:13)

>なんだよさん
萌え画像なくて本当にごめんなさいでした。
あと、私的にはこのおぢさん↓のほうが萌えです(と言い切れるほど著作を読み込んでいませんが)
<http://www.m-nomura.com/st/images/asimov.jpg>

素光 (2003-03-10 13:15)

>膾炙野比石井さん
会社のPCの整備は全て社員さん任せです。とりあえず分解したら中から大量の綿ぼこりが出てきて皆萎えてました。ゴキブリが出てこなかっただけ良かったと思います。

通りすがりのニトリスト (2003-03-10 19:03)

えーと。どのように申し上げたものか大変迷うところ。
原作には4キャラ分のルートが有るのですが、
だからと言って4種類の本を出版するわけにもいかず
「原作で評判のよろしかったルートを追いつつも、
そこで結ばれるキャラに偏らないように編集、再構成」した結果、
原作経験者は不純物が混ざったような印象を
(主にラストシーンから)受け、
知らなかった人は特に気にする事も無かった、と。

つわけで、原作→文庫の順で体験した者と致しましては、
原作の方が「もっと面白かった」かどうかはともかく
ラストシーンに関しては上、と思う次第です。
あと文庫版は当該ルート以外のネタバレも満載なので
もし今後原作をプレイなさろうと思われたらば、
その辺りご留意を。長くなって済みませんでした。

素光 (2003-03-10 21:26)

なるほど、他のゲームで言えば「野々村病院」「河原崎家」辺りを無理矢理1冊の本にしたようなものでしょうか?(ってまだわかってなかったりして…)
ネタバレに関しては全然気にしないタチなので、文庫本を読み終わってからでも、原作購入をじっくり検討しようと思います。
ご説明どうもありがとうございました。大変助かります。

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