2002-04-19 海外請求書/相反する諺/末期症状/「ふたご」 [長年日記]

[雑記]海外請求書

毎月1通だけ、海外に送付する請求書がある。エアメールは通常郵便物とは異なり、出す私が直接郵便局へ持っていかなければならない。今月は「銀行分割・合併による振込口座変更の案内」を英訳して添付しなければならず、メンドくささ感倍増。英語力皆無の私は、同じ課内の帰国子女の人に英訳をお願いした。これはこれでとても気を遣う。決して楽にはなっていない。

[雑記]相反する諺

中高の頃に同級生がにこやかに語った、「『武士は食わねど高楊枝』の反対って、『据え膳食わぬは男の恥』だよねー」との言葉をふと思い出す今日この頃。秀才と言われていた彼女が、そんなお馬鹿な事を考えるのが嬉しい驚きで、だから頭に焼きついてなかなか離れない。

今私の頭の中で、「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉と「毒食わば皿まで」という言葉が、相反しながらぐるぐるとまわっている。

[雑記]末期症状

昔の事ばかり思い出してしまうのは、末期症状だからなんだろうか? 末期なのは、私なのか、この日記なのか、何か別のものか。それとも単に精神不安の波が訪れただけで、何も末期ではないのか。

[読書]ふたご(吉村達也/角川スニーカー文庫)

人気美形俳優の安達真児は、面食いながら金銭に執着する性格でもあり、
資産家令嬢と再婚する為に元人気トップモデルの美人妻・唯季を殺した。
計画は上手く行ったように思えたが、義父から「唯季には一心同体としか思えないような双子の妹」がいる事を、
そしてその彼女が安達との再婚を望んでいる事を聞かされてから、彼の計画は揺らぎだす……。

今まで読んだ著者のホラーとは一風違う、理系というか医学系というか、例に挙げるなら「パラサイト・イブ」(瀬名秀明)の類のホラー(「パラサイト・イブ」自体は、スクウェアのゲーム化辺りの絡みで偏見を抱いていたのでまだ読んでいない。そろそろ読んでみようかと思う)。個々の場面やエピソードは鮮烈だったり恐ろしかったりするのに、物語を通してはそれらが上手く繋がっていないような印象。リレー小説を読んだような感じ。染色体の辺りは熱心に?勉強した筈なのに、今となっては記憶が薄らいでいる有り様。幼馴染の遺伝学研究者・村田から丁寧なレクチャーを受ける主人公・安達を、頭悪いと言って笑ってはいられない。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
ヒサナガ (2003-03-24 12:00)

突然、申し訳ありません。
海外向けの請求書、どんなフォーマットですか?
参考にしたいのですが、添付願えませんか?
(もちろん、PVのところはふせていただいて結構です。)
御願いします。

素光 (2003-03-24 23:53)

ごめんなさい、私が作ったモノではない上に出向先で使用しているモノなので、外部への持ち出しはできません。
「具体的にどんな項目が記載されているか」程度ならご連絡できますが…。
うーん、まだここ見てらっしゃるかなあ…。

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