2001-11-19 新しいオフィスの感想・「破滅の使徒」 [長年日記]

[雑記]

今日から新しいオフィスへの通勤。JR1本で通えた以前と違い、地下鉄も併用しなくてはいけない場所に移った。先日、知人の知人があるアラブ人に道を尋ねられて懇切丁寧に教えてあげたところ、そのお礼として「地下鉄には暫く乗らないように」と忠告された・気味が悪くなった知人の知人が警察に駆け込みその話をすると、警察官はおもむろに、日本潜伏中のビンラディン氏側近達の写真を出した・その中の1人こそが、地下鉄に乗るなと忠告したアラブ人だった……という、最近流行の都市伝説を思い出してどうにも鬱である。

他にも、自販機の飲み物は種類が増えた代わりに烏龍茶がなくなってたり、トイレは綺麗になった代わりに人数に対して数が減ってたり、近所に弁当屋があまりない上に相場が100円程上がってたり、総合的に良くなったと見せかけて実は悪くなってる風。本音では、環境が新しくなった事が何となく嬉しいのだけど、そんなんで喜ぶのも子供じみてるかと思い、敢えて些細な改悪点を列挙してみている。それはそれでまた子供っぽい。

[読書]破滅の使徒(トマス・F・モンテルオーニ/扶桑社ミステリー)

「聖なる血」のラストで起きた事件の後、
かつては会衆に慕われる青年司祭だったピーターは、
名実共に驚くべき存在へと変貌を遂げていた。

という訳で、先日読んだ「聖なる血」の続編。今日はさわりの部分しかまだ読んでないが、前作同様「神の奇跡」も出てきたりして、そこら辺の記述が最も楽しめた私は今のところ満足している。しかし前作の終わり方があまりにも拍子抜けだったので、過度の期待は禁物と自分を戒めながら読んでみている。詳しい感想は後日。