2001-08-31 給料日・その2 [長年日記]

[雑記]

第2回目の給料日。今回は深夜バイトの方である。楽しみが月2回に増えるのだから、深夜働くのもそんなに苦じゃないかもと思ってみる。でも今回の給与は、数日こっそり滞納していた今月分の家賃にまるまる消えるのが確定していて、なかなか切ない感じである。

8月最後の日。課金処理を行う書類の締め日である。が、前もってメールで期限を連絡しておいたにもかかわらず、結局その後になってから書類が送られてくるのであったが、締め日の夜12時にデータが送られてくる会社と比べればかなりマシだと思う事にした。

勤怠表の提出日でもある。今月は職安の用事でちょこちょこ遅刻をしていたので、職務怠慢と見られかねない上に遅刻届を書くのが非常にメンドくさかった。来月は頑張らないと。

引継ぎをしてくれていた人の最後の勤務日でもあった。いろいろ書類を用意して置いていってくれたりして、最後までとてもありがたい人だった。これからは仕事の代わりに出産と育児に励まれる事だろう。そっちの方が仕事よりももっと大変な気がするので、是非頑張って欲しいなーと思ってみたり。

[読書]ドラキュラ紀元(キム・ニューマン/創元推理文庫)

ヘルシング教授達との闘いに勝利したドラキュラは、
ヴィクトリア女王と結婚し英国全土をも手中におさめた。
転化した吸血鬼が巷に溢れる中、
娼婦の吸血鬼達が次々と何者かに惨殺される事件が発生。
闇内閣の諜報員ボウルガードに、その手口から「銀ナイフ」
後には「切り裂きジャック」と呼ばれるようになるその犯人を、
追跡せよとの指示が下った……。

買ったのは随分前であるが、出典のあまりの多さに恐れをなしてなかなか読み始める事ができなかったという逸品。今回意を決して読んでみたけれども、僅か1行程度チラリと登場したリオンクール以外のほとんど登場人物は、結局出典がわからず仕舞だった。読者には冒頭で明かされる「切り裂きジャック」の正体を主人公のボウルガードとジュヌヴィエーヴはいつ掴む事ができるのか、読者にもわからないまま背後で進められる陰謀はどのタイミング・どのような形で明らかにされるのか、そして主人公2人のロマンス等、数多くの出典を知らないままでもこの作品を充分に楽しむ事はできるのだけど、やはり楽しみは多いに越した事はない訳で。後でじっくりと時間をかけて、いろいろ調べながら読み直してみる予定。