2001-08-01 疲れは足にくるらしい [長年日記]

[雑記]

睡眠不足か疲労が蓄積してきたらしく、朝っぱらからめっちゃしんどくて、電車の中で手すりにもたれて眠った。帰りはひと工夫すれば余裕で座って帰れるけれど、行きはどうしたって座る事ができないのが辛い。

ビルの裏口では、何の段差もないところで器用にこけた。とろとろ歩いていたせいで膝その他に怪我はなし。目撃者ごく少数。不幸中の幸い?

先週の水〜金曜日の間に使わせてもらっていた席の人が、夏休み明けで今日出社してきた。という事はつまり、私の使える席がなくなった訳であり、今日からしばらくの間は私に引き継ぎをしてくれる人とPCを共有する事になった。

(※上と同じ文章を7月30日の日記に書いてしまっていたけど、よく思い出してみたらそれは今日8月1日の出来事だった。まとめ書きはこれだから良くないね。と言う訳で7月30日の日記は一部訂正済※)

携帯電話用のPCカードゲット。これで、数年前に入手した中古のリブレットを活用できるようになる筈。リブレット購入当初の私の携帯はcdmaoneで、カードは専用品で高いし通話料も高いしで、悩んでいる間に興味が薄れてしまったのだけど、J−PHONEの今ならもう大丈夫。早々にキャリングケースを入手しないと。

[読書]消える密室の殺人−猫探偵正太郎上京−(柴田よしき/角川文庫)

同居人の気紛れな旅行に付き合わされ、
今度ははるばる東京まで連れてこられた黒白長毛猫の正太郎。
一夜の宿としてCD−ROM写真集制作の追い込みで
忙しい現場を紹介され、多数の猫達と引き合わされたその晩に、
1人のカメラマンと1匹のアビシニアンが殺される事件に遭遇した。
人はともかく猫を殺した犯人は捜し出そうと、
正太郎はこの密室殺人の解明に挑むのであった。

昨日の「ゆきの山荘の惨劇」に続く正太郎シリーズ第2弾。トリックは相変わらずな感じで、ネタバレになるので説明できないが、こういうオチはアンフェアだと思う人は私だけじゃない筈。個人的には、推理部分はさておいて、飼い猫の人間に対する友情や愛情のあり方・飼い猫同士の関係の築き方・猫本来の能力について、等の話の部分にせつなさを感じてみるのが最適な楽しみ方ではないかと思ったりする。前作よりも正太郎の語りのノリが良くて、著者も楽しんで書いているんじゃないかと勝手に想像。猫好きの為のライトミステリ。