2001-07-13 めっちゃ遊んだ [長年日記]

[雑記]

今日は久々、精力的かつ能動的に1日遊び呆けてみた。

まずは昼の部。以前からずっと行きたいと思いつつも機会がなかった場所へ、ようやく行く機会を得た。それはずばり動物園。幼い頃は動物図鑑その他を眺めて時を過ごすのが大好きだった私にとっては、四捨五入すれば30歳になる今でさえ、行くとなると胸がワクワクするような遊び場所の1つである。

今回は、どうやらいちばん近場にあるらしいという事で、多摩動物公園に行った。多摩地区にあるからにはやたら広いに違いないという予想に加えて暑さも考慮、できる限りの軽装で挑んだ。ホルターネックにジーンズのスカート、歩きやすいサンダル、髪はアップにしてすっぴんにサングラス。結論からいえば、サンダルは失敗だった。1日かけてもまわり切れない程の広さだとはさすがに思わず、ならばむしろスニーカーを履くべきだった。でもホルターネックとすっぴんは大正解で、途中の水飲み場毎で暑さしのぎに顔や腕に水を浴びて、とても気持ちが良かった。

肝心の施設及び動物についても書かないと。「動物園」じゃなくて「動物公園」という名称にある意味ふさわしく、動物達は基本的に狭い檻ではなく比較的広めのスペースの中にいて、見ていて痛々しさを感じないのが良かった。もっとも彼等はほぼ全員日差しを避けて木陰その他で寝ていて、スペース余りまくりだったけど。

動物達の中でも特に印象に残ったのは、縞々の太い尻尾がとても可愛いレッサーパンダ、おなかを見せて枯れ木をガジガジ齧っていた小柄なマレーグマ、体を横に揺する謎の踊りを踊っていたアジアゾウ、単なるマウンティングかと思っていたら時間が長い上に腰を(中略)猿山のニホンザル、猫みたいな真ん丸な目に何故か知的に見える風貌が魅力的なフクロウ達、等々。あと、確かあれはパンダブームの真っ最中、幼少時代に上野動物園で人垣の後ろから父親に肩車されて見たような記憶のあるランラン&カンカンが、なんと剥製姿でウォッチングセンター入り口にいたのが衝撃的だった。あれから20年近く経った今、まさかこんな場所でこんな形の再会をするとは。感覚的には、CG合成にて復活したやすきよの漫才を見たのと同じような気分。って訳わかんないか。

とにかくめっちゃ楽しかった。ユキヒョウその他、見てない動物もまだまだいるし、できれば秋以降にまた見に行きたい。でもどうなるかはわからない。

たかだか1日遊んだってだけの日記で前後編にまで発展してしまう辺り、はしゃぎっぶりが自分でもイタイ。これはもしかしていわゆる躁転ってやつかも?

夜の部。遊び疲れて電車で居眠りしつつ、某駅へ。とある行き違い?でしばらく連絡を取り合っていなかった某氏と、仲直り?と近況報告を兼ねての飲み。わりと落ち着いた今、当時の御互いの状況を確認してみれば、意志の疎通が上手く行かなかったのは致し方なかった様子。誤解?のきっかけは私が作ったようなものなのだけど、今回の飲みは某氏のおごり。まあ私と違いボーナスの出る身なので、喜んで御馳走になる事にした。

飲みながら幾つもの興味深い話をした。日記には書かないと約束したネタもあったような気もするので、適当にぼかしつつ。

まずは仕事の話。私が以前勤めていた会社は清算後2つに分かれ、勤務者達は所属部署により、別会社と合併して設立された新会社か、グループ内では高評価の関連会社かへと転籍した。清算の話を聞いてすぐに私が転籍希望を出したもかかわらずあっさり拒否されたのが前者であり、諦めて流れ通りそちらに転籍する気でいたら間際になってやはり拒否されたのが後者であるが、その話はもう置いといて。

某氏は前者の方に勤務している訳であるが、彼の感覚によれば、清算前と比べて明らかに会社が良い方向に変わりつつあるらしい。前者に対しては未だに愛着があるし上手くいって欲しいとも思っているので、それを聞いてなんとなく安心した。後者については秘密。

あと、その辺に絡めてわりとトンデモナイ計画を練ったが、さてどうなる事やら。過剰な期待を抱かない主義に乗り換えた今は、どう転んだって被害は少ない予定。

次に恋愛の話。同年代の知人達の恋愛に対する積極的な姿勢について聞くと、オクテで経験不足で清純派の私としては、自分とのギャップを感じて不安に駆られたりする。ちなみにいちばん最後のはさすがに嘘。あと具体的には……「酸っぱい葡萄の論理」を承知の上で、あの時流されなかったおかげで地雷を踏まずに済んだかもーとか。カッコ笑いぐらいで。

気付けば終電もなくなったのでカラオケへ移動。それぞれの息子と娘が付き合ってるらしい御時世に、子供達のではなく親達の歌を歌う等の選曲っぷりが自分でも気に入った。ちなみにcharと藤圭子ね。