2001-04-23 私とHPの行く末を考える [長年日記]

[雑記]

朝、健康保険の件について、担当者に問い合わせのメールを送った。

夜、早速返事が来ていた。素早い返信に感謝しつつ内容を確認すると、「今日書類を発送しました」との内容だった。やっぱり抜けていた模様。このペースだと、今月中に医者にかかるのは無理かも。

平均2桁で安定して推移していたこの日記のアクセス数が、ここ最近で1桁に落ちた。ショック! 来訪者におかれては、更新をサボった事については反省する故、できるだけこまめに訪れて頂きたい所存。ぺこり。

つーか問題はホームページ本体の方に山積みだったりもする。メインコンテンツがこの暇な状況で用意できないとなると、忙しくなる予定のこの先がおおいに不安。消費するだけじゃなくて、どんなツマラナイものでもよいから生産する人になる筈なのになあ……。

[読書]愛の波紋(上)(V・C・アンドリュース/扶桑社ミステリー)

ルビーとボーの娘パールは、卒業式で総代に選ばれる程の成績優秀な女の子。
素敵な父母とやんちゃ盛りの双子の弟のいる裕福な家庭に育ち、
医者になるという明確な将来の夢もある彼女であるが、
ボーイフレンドや友人との間に意識のズレが生まれたり、
子供の頃からある決まった悪夢に悩まされ続けていたり等、
彼女なりの不安や悩みを抱えて暮らしていた。

シリーズ第4弾。前作までと違い、今作ではルビーから娘のパールに主人公が交代となった。このパール、母親とはうってかわって好感の持てる主人公である。良い子ぶりっこじゃなくて、本当に品行方正な娘だから。まあ品行方正でいられるのはルビーと違って環境に恵まれているからでもあり、それはボーとルビーの努力の賜物と言えなくもないだろう。前作では子供の事より自分達の事しか考えていなかったように見えたが、その後は親の務めを立派に果たしていたんだなと感心。

前半はパールの、深刻ながら悲惨さがない悩みについて綴られながらも、中盤以降にはやはり悲劇的な出来事が起きる。前作「愛の輝き」の感想で、「このまま幸せな人生を歩まれるのは許し難い」と書いた私であるが、実際不幸な目にあわれるのもよろしくないと思う今現在。パールが幸せに成長した姿を見た事によって、ルビーやボーへの嫌悪感も薄れたし、パール及びその子供以降に悲劇が繰り返すのを見たくはないからである。今までと違う意味で、下巻が非常に気になる。